グラン・プレミオ・ブルノ・ベゲッリ 2016
グラン・プレミオ・ブルノ・ベゲッリ
クラス:HCクラス ワンデーレース
開催国:イタリア
日程:9月25日
距離:196.3km
天候:晴れ
出場チームメイト:アレサンドロ・ビソルティ、ジャンフランコ・ジリオーリ、エドワード・グロス、グレガ・ボーレ、ピエールパオロ・デネグリ、イウリ・フィロージ、山本元喜、小石・佑馬
昨日に引き続きボローニャの周辺の周回が組み合わされたレース。
レース前のミーティング
自分、小石、ビソルティ、ジリオーリが逃げを狙い、グレガ、フィロージ、デネグリでグロスのゴールスプリントに備えるという作戦。
レースレポート
スタートから先頭に並び、パレード中も先頭を維持。
パレード後に一旦止まってからレース開始。
早めに逃げが決まると予想して最初からドンドン動いていく。
小石とほぼ交互の状態でアタックに反応していく。
脚の感じ的には、昨日の疲れは少し残っているがそこまで悪くはない。
スタートから30分間くらいアタック合戦を繰り返してから小石の入った7人逃げが決まる。
逃げが行ってからも少しの間、追走を狙いたい動きが続きペースが安定しなかった。
短めの登りを終えて下り切り、道が細くなったところで先頭が横に広がり強制的にペースダウンしてレースが落ち着いた。
そこからはユックリ目のペースで逃げとのタイム差を広げていく。
4分ほどにタイム差が開いたとこらから再びペースが上がりタイム差を維持していく。
途中で意味不明な落車が集団内で発生していたが、NIPPOの選手は巻き込まれずに済む。
途中で一度ボトルを取りに下がり、その後周回コースに入っていく。
この周回は去年と同じコースで短めの登りとヘアピンの連続する急な下りと平坦が組み合わされている。
急な下りで伸びて分断した集団が平坦で一つになるため、後方で下り切ると強烈なインターバルがかかりかなり辛い。
したがって集団前方で登り切らないとかなり足を削られることになる。
そのため、チームで固まって前に上がっていく。
1周目はそこまで前方じゃない位置で登りに入ってしまった。
その結果、まだ集団のペースがそこまで上がっていないにもかかわらず、下り切ってからの平坦でかなり踏むことになってしまった。
そこで2周目3周目4周目は自分が風除けになって前に上がっていき、集団のかなり先頭に近い位置で登りに入ることができた。
そのおかげで集団の比較的前方で下り切れたので、インターバルにそこまで苦しむことなく平坦部を抜けることが出来た。
その後の5周目ではうまく集まることが出来ず、ペースも上がり始めていたこともあり前に上がるのにも失敗し集団後方で登りへ。
平坦部では中切れだらけの集団後方でかなり長時間踏み続けたせいでかなり披露してしまった。
続く6周目ではバラバラの位置に居たためうまく集まることが出来ず。
それまで風除けになっていたことや、先の平坦部で負ったダメージが残っていたこともあり、登りで耐え切れずに千切れてしまいレース終了。
130km後半。
感想
ここ2日はそこまで調子も悪くなく走れていたと思う。
今の状態で出来る仕事も出来る限りはやっているのでそこも悪くはないと思う。
そろそろ逃げに乗りたいと感じてきている今日この頃。
頑張って挑戦したい。
そればっかりは自分の力だけでなくタイミングや集団の意思も大きく関わってくるので難しいとは思う。
明日が休みで、その後にワンデーレースが3連戦、そして1日挟んでロンバルディア。
かなりハードなスケジュールではあるが挑戦するチャンスも多いと思う。
連戦ということもあり、疲労を残しすぎると翌日に全く使い物にならなくなるのでしっかりと見極めて走りたい。
キツさレベル
7
地味にジワジワ削られていき耐え切れなくなって千切れたという感じ。
最近こういうパターンが多いと思う。
出力負けしているという感じではないのでこの強度でもっと長く耐えれるようになっていくと勝負所まで残れるのだろうと思う。
千切れて集中が切れてみると筋肉がかなり披露していると感じた。
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