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ミラノ~トリノ 2016

ミラノ~トリノ

 

クラス:HCクラス ワンデーレース

開催国:イタリア

日程:9月28日

距離:186km




天候:晴れ

出場チームメイト:ダミアーノ・クネゴ、アレサンドロ・ビソルティ、山本元喜、ピエールパオロ・デネグリ、イウリ・フィロージ、エドワード・グロス、小石・佑馬、ジャンフランコ・ジリオーリ

 

ミラノからトリノに向かい、最後にトリノで小さい周回を1周してゴールするレース。

 

 

レース前のミーティング

 

自分、小石、グロスが逃げを狙い、逃げに乗らなかったメンバーを含む残りの全員でクネゴが良い状態で周回の登りに入れるように備えるという作戦。

 

 

レースレポート

 

スタート直後から動くが決まらず。

今日は昨日に速攻でレースを終えたこともあり足の調子はいい感じ。

しばらくしてグロスを含む11名が先行。

それを絶対に逃がすまいと集団が全力で追走開始。

タイム差20秒辺りで延々と追走が続く。

タイミング良く集団の先頭付近に居たため、常に10番手以内の位置で付いて行く。

前も逃げを決めようと全力でローテーションを続けているせいで中々差がつまらない。

時速50km越えの追走が続いた後20km過ぎで10人に集団が追いつく。

誰かがカウンターアタックを仕掛けたら反応しようと備えていると、吸収された集団からBMCとグロスが再びアタック。

それに反応したスカイの選手と共に3人で飛び出した。

そこで長時間の追走に疲れていた集団も逃げを決めさせようとペースダウン。

悪あがきでサウスイーストの選手が1人だけ飛び出したが、集団はそれを無視。

しばらく道いっぱいに広がって逃げとのタイム差を十分に取った。

その後ゆっくりめのペースで集団が進み、その間に単独で飛び出したサウスイーストの選手が悲しそうに帰ってきた。

そこからは集団の中でしばらく休憩。

逃げとのタイム差は逃げが3人ということもあってか、珍しく10分ほどにまで広がった。

その後集団の後方にいる選手を苦しめるためか、コーナーの多い区間でペースが上がる。

NIPPOは比較的前方に固まっていたためそこまでダメージを負わずに済む。

徐々にタイム差が詰まっていくが集団内にはそこまでの緊張感が無く、リラックスした状態で過ごす。

100kmを越えて上りの入り口まで60kmを切ったところから固まって前に上がっていく。

そこ以外に対して仕事をするタイミングも無いので、出来る限り風除けになれるように列車の先頭に出る。

デネグリの指示で位置をキープして後ろに下がりすぎないようにする。

緩やかに登って結構急な下りに入る。

かなりのスピードで下り、少し怖いな、と思っていると前で落車発生。

集団の真ん中で起きたようで急ブレーキをする。

集団の密度が上がり、左前に居たキャノンデールの選手のお尻に左腕がぶつかり、思いっきり押し込む。

前輪の右側の側面が前のデネグリの後輪に思いっきり接触する。

ブレーキを絞りすぎて後輪が滑り出す。

あぁ、完全にこけた。と思っていると落車した選手の横を通り過ぎ集団が広がる。

落車をギリギリ回避。

キャノンデールの選手が「誰が押しやがった?」と言って半ギレになっていたが知らないふりをした。

そこから再び固まって良い位置で登りに入れるように位置取り。

デネグリに「危険だと思ったら下がれば良い」と言われる。

150km手前までは位置取りをしていたが、密度が本格的に上がってきたことと中盤からの位置取りで足が消耗していたこともあり後ろに下がる。

後ろに下がったはいいが、集団のペースも上がりだし中々辛い。

ここで付いて行っても明日に疲れを残すだけと判断し155km地点で集団から離れた。

 

 

感想

 

昨日に休めていたおかげで今日の調子は悪くなかった。

集団前方の位置をキープするために足を消耗したが出し切ってしまったという感じではないはずなので、明日も頑張りたい。

しっかり休んで残りのレースに集中したいと思う。

 

 

キツさレベル

終盤までは延々と平坦が続いていたこともあり、常にキツイという感じではなかった。

それでも脚にジワジワとダメージが来ていると思うのでしっかりと休みたい。

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