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ツアー・オブ・タイフウレイク 2016 2日目

ツアー・オブ・タイフウレイク 2日目

 

クラス:1クラス ステージレース

開催国:中国

日程:11月7日

距離:139km




天候:曇りのち雨

出場チームメイト:石橋学、ダニエーレ・コッリ、山本元喜、エドワード・グロス、二コラス・マリーニ、リカルド・スタキオッティ

 

中国南部で行われたNIPPOシーズン最終レース。

 

 

レース前のミーティング

 

グロス、スタキオッティは逃げを狙い、自分と石橋はその手伝い、コッリとマリーニはゴールスプリント狙いという昨日と同じ指示。

 

 

レースレポート

 

昨日と同じくほぼ平坦のレース。

昨日の失敗を生かし今日は集団先頭からスタートする。

アタック合戦が始まり動いて行く。

基本的にはグロスかスタキオッティが逃げに入るのが理想なので、その二人が動いた後の穴埋めをする感じでアタックに反応していく。

決まりそうな飛び出しが何度か潰れ、最終的に20km後半で7人の飛び出しが集団から離れて行く。

それにブリッヂをかけようと一人が飛び出すが集団は無視。

そのさらに後にグロスがブリッヂをするために集団から飛び出す。

最終的に逃げと11秒差まで詰めたが、追いつき切れずに集団に返ってきた。

その後、集団内でレースを進めていく。

40km手前で先頭のローテーションに加わるように指示される。

サウスイーストの選手3人と共にローテーションに加わる。

本来集団を牽引すべきリーダーチームはローテーションに選手を送り込んでいない。

サウスイーストはスプリント賞ジャージを保有しており、昨日のゴールスプリントでも勝っている為ゴールスプリントに必ず持ち込みたいという他から見ても明確な目的があるためローテーションしている。

NIPPOがローテーションに加わる必要性はかなり低い。

NIPPOの意図としては自分たちが総合首位に立った際にサウスイーストに協力してもらうために恩を売る、ということと、マリーニのゴールスプリントに向けて温存するために集団前方のいい位置をキープするためといったところだろう。

あとはプロコンとしての見栄だろうか?

ここで無理に頑張って牽く必要もないし、コンディションも完璧ではないので他よりも短めの距離で交代する。

途中からリーダーチームの選手も加わりローテーションを回していく。

タイム差は大体1分前半をキープしながら進んでいく。

確実にいつでも吸収できるタイム差。

なぜか前から選手が千切れてきて逃げが4人になりタイム差1分。

逃げが4人になった時点で何を思ったかアタッキ・チームグストが6人全員で列車を組んで集団左側からアタックしてくる。

予想外の事態に先頭のローテーションに加わっていた選手が全員、左を向いて固まる。

一瞬の間をおいて後ろにいたサウスイーストの選手が「追いかけろ!」と叫んび、もがいて追いかける。

集団が活性化しワシャワシャと前に上がってきた。

結構疲れていた自分は、これ好機とばかりに集団内に戻る。

そこから集団のペースの上げ下げが続きアタック合戦が続いていたようだが、しばらくして落ち着く。

集団の前方をうかがうと再びサウスイーストがローテーションに入っており、NIPPOも前方に固まっている。

合流するために前に上がっていっているとアタッキが固まって反省会のようなことをしていた。

さすがに全員でアタックしても決まらないだろう。

横を通過していって前に合流する。

しばらく集団内で待機して様子を見る。

タイム差を上手く維持できているし全員で固まっている位置も悪くないのでこのままでいいだろう。

ラスト30kmを切ったあたりで本格的に差を詰めるということでローテーションに再び合流する。

逃げも弱ってきていたようであっという間に差が詰まっていく。

自分も相当弱っており、タイム差が30秒台まで詰まったラスト20km地点でローテーションから離脱。

その後、集団後方で楽しつつ付いて行きラスト5kmで遅れて流しながらゴールした。

集団スプリントではマリーニが3位。

 

 

感想

 

結構早い段階からローテーションに加わっていたがある程度手を抜いて回っていたので、まだ、良かった。

それでも結構疲れたのでしっかり回復させて明日以降に挑みたい。

昨日よりは幾分調子がよくなっている気がするが、いつ絶不調になってもおかしくないので細心の注意を払ってレースに挑みたい。

 

 

キツさレベル

全体的にジワジワきつかったという感じ。

レースの間ずっと踏んでいたような感じなので筋肉にもダメージが来ていると思う。

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