ツアー・オブ・タイフウレイク 2016 4日目
ツアー・オブ・タイフウレイク 4日目
クラス:1クラス ステージレース
開催国:中国
日程:11月9日
距離:117.4km
天候:曇り
出場チームメイト:石橋学、ダニエーレ・コッリ、山本元喜、エドワード・グロス、二コラス・マリーニ、リカルド・スタキオッティ
中国南部で行われたNIPPOシーズン最終レース。
レース前のミーティング
今日は先頭交代には加わらずゴールだけを狙うという作戦。
レースレポート
今日はほぼ平坦のレース。
直線を6往復するジャパンカップのクリテリウムを延長したようなレース。
スタートと同時にアタック合戦が始まる。
逃げる必要もないので集団内でアタック合戦が終わるのを待とうと思っていたがすぐには決まらない。
かなりのハイペースで進む上に横風も吹き、中々キツイ。
集団が緩んだ時にどうせしんどいなら、と思いアタックに反応して逃げを計ってみるが失敗する。
何度か動いたが決めれず、諦める。
1周と少ししてから逃げが決まる。
少し先に見える逃げの人数を見ると半端なく多い。
20人近くが行っている。
NIPPOは誰も入っていない。
さすがにこれはまずいということで追走を開始する。
かなりキツクてそこまで回れなかったが10km近く追いかけて吸収することが出来た。
そこから再びアタック合戦が始まり、2周半が経過した時点で4人の逃げが決まる。
そこからは集団内で走る。
横風を利用したペースアップが何度かあり、苦しんだが集団内にいることが出来た。
基本的にマリーニの近くをキープし、何かトラブルがあった際に対応できるように備える。
ラスト2周半程から集団の中盤より前に上がりゴールスプリントに向けての体制を整えていく。
ラスト2周から先頭が見えるくらいの位置までポジションを上げる。
他のチームもゴールスプリントのためにポジションを上げたいために位置の取り合いが激しい。
下手な自分は何度かはぐれては力ずくでの合流を繰り返す。
マリーニが風邪を受けそうな位置に居る際には風除けになれるように風上を走ったりもする。
ラスト1周に入りペースもかなり上がってくる。
前に割り込まれて離れてしまったが少しでも近くに居れるように頑張る。
ラスト4kmほどの最終ターンに入る。
そこで決定的に離れてしまう。
上がれるスペースが残っているのが風上にしかなかったのでそこから前に上がろうとする。
風が強いこともあり前に出きれない。
上がろうとしては集団に入って休み、再び上がろうとする。
それを繰り返しているうちに足がいっぱいになってしまい集団内に埋もれる。
これ以上は無理だったので集団内でゴールした。
ゴールスプリントはマリーニがトップでゴールし優勝した。
感想
ハイペースな横風のレースは辛いというのを改めて再確認したレースだった。
ヨーロッパのベルギーやオランダの横風に比べればよっぽどマシだったので助かった部分もある。
コースが高速道路を締め切ってのレースだったので道も広く走りやすかったが、観客がゼロだったのが悲しかった。
キツさレベル
7
途中で前を追走したのが特にキツかった。
横風のせいで全体的に踏み続けていた感じだったので少し辛いと感じる部分もあった。
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