ツール・ド・サンルイス まとめ
CATEGORYレースレポート その他
ツール・ド・サンルイス
クラス:1クラス ステージレース
開催国:アルゼンチン
合計距離:921km
シーズン初戦のレースということもあり練習量的には不安がありながら挑むこことなった。
実際に走ってみての感想としては持っていた不安に関しては何の心配もいらないくらいに十分に走ることが出来ていたと思う。
去年のこの時期に比べても強くなっているというのは、アタックに行く際や、集団のペースが上がった際に感じるしんどさからも感じた。
シーズン始めなのでコンディションをピークに持ってきていない状態で、この感じというのはシーズンの入り方としてはかなり好印象でスタートすることが出来ると思う。
当初心配していた体力面での問題はクリアできたと考えていいと思う。
長期のレースでは毎日がむしゃらに全力で走るだけでは体がもたないという事を今さらになって実感した感じでもある。
食事面では中々しんどい部分もあり、毎日ほぼ同じ食事という事と疲れによる食欲不振に陥りかけた。
体重が通常時から2kg以上落ちたときにはかなり危険を感じたが、最終日にはもとに戻っていたので良かった。
また、今回は第2ステージで優勝一歩手前というところまで行けたのは非常に良かったと思う。
ヨーロッパの選手達に対してあと一歩で勝てるというところまで行けたのは自分の経験としてかなりいい物になったと感じた。
しかし、逆に後一歩で勝てたにも勝てなかったという事に関してはかなり悔しかった。
今回の逃げに関しては得られた経験に対する嬉しさよりも、得る事の出来なかった勝利の悔しさの方がよっぽど大きかった。
逃げ選手にとって逃げ切りのチャンスはそんなに多く来ない。
その数少ないチャンスを今回逃してしまったと思うと相当悔しかった。
第2ステージ後の夜はレースを思い出すと悔しくて中々眠れなかったし、第2ステージ以降のレース中も暇な時があれば第2ステージのラストの展開の事ばかりを思い出してはどうしたら勝てたのかを考えていた。
今まで逃げ切り一歩手前で集団に吸収されるという経験をしたことが無かったのでここまで悔しかったのだろうと思う。
しかし、この悔しい経験はかなり自分の為になったと感じた。
それこそ勝った時以上に価値のある経験だったとも思える。
もし勝っていたのであれば、「すごい良いレースだった」と思うだけで満足していたと思う。
しかし今回は何も満足しておらず、今まで以上に「勝ちたい」という気持ちが強まっただけである。
ヨーロッパのトップ選手が参加するレースで自分の力とやり方で勝利できる可能性があるという事を知ることが出来たからだろう。
悔しく思う中で第2ステージのラストの展開を何度も思い出しては。「もし、あの時こうしていれば…」というのは数えきれないくらいに考えた。
もし次、同じ展開や近い展開になれば「100%負ける事は無い」と確信できる程に思い返したし、自分に足りなかった物や判断ミスも全て把握した。
これも勝てていればやっていなかったことだろう。
逃げ切れず勝てなかったことによる悔しさは自分の思っていたよりも遥かに大きかったが、その分勝った時以上に自分に様々なことを教えてくれた。
勝利を得ることは出来なかったが、得ることが出来た悔しさや経験は勝利以上に自分を成長させてくれたと思う。
この成長を生かし、これから始まるシーズンに対してモチベーション高く挑戦する気持ちを持って挑んでいきたい。 amazonをお気に入り登録される際はこちらからどうぞ!
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クラス:1クラス ステージレース
開催国:アルゼンチン
合計距離:921km
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実際に走ってみての感想としては持っていた不安に関しては何の心配もいらないくらいに十分に走ることが出来ていたと思う。
去年のこの時期に比べても強くなっているというのは、アタックに行く際や、集団のペースが上がった際に感じるしんどさからも感じた。
シーズン始めなのでコンディションをピークに持ってきていない状態で、この感じというのはシーズンの入り方としてはかなり好印象でスタートすることが出来ると思う。
当初心配していた体力面での問題はクリアできたと考えていいと思う。
長期のレースでは毎日がむしゃらに全力で走るだけでは体がもたないという事を今さらになって実感した感じでもある。
食事面では中々しんどい部分もあり、毎日ほぼ同じ食事という事と疲れによる食欲不振に陥りかけた。
体重が通常時から2kg以上落ちたときにはかなり危険を感じたが、最終日にはもとに戻っていたので良かった。
また、今回は第2ステージで優勝一歩手前というところまで行けたのは非常に良かったと思う。
ヨーロッパの選手達に対してあと一歩で勝てるというところまで行けたのは自分の経験としてかなりいい物になったと感じた。
しかし、逆に後一歩で勝てたにも勝てなかったという事に関してはかなり悔しかった。
今回の逃げに関しては得られた経験に対する嬉しさよりも、得る事の出来なかった勝利の悔しさの方がよっぽど大きかった。
逃げ選手にとって逃げ切りのチャンスはそんなに多く来ない。
その数少ないチャンスを今回逃してしまったと思うと相当悔しかった。
第2ステージ後の夜はレースを思い出すと悔しくて中々眠れなかったし、第2ステージ以降のレース中も暇な時があれば第2ステージのラストの展開の事ばかりを思い出してはどうしたら勝てたのかを考えていた。
今まで逃げ切り一歩手前で集団に吸収されるという経験をしたことが無かったのでここまで悔しかったのだろうと思う。
しかし、この悔しい経験はかなり自分の為になったと感じた。
それこそ勝った時以上に価値のある経験だったとも思える。
もし勝っていたのであれば、「すごい良いレースだった」と思うだけで満足していたと思う。
しかし今回は何も満足しておらず、今まで以上に「勝ちたい」という気持ちが強まっただけである。
ヨーロッパのトップ選手が参加するレースで自分の力とやり方で勝利できる可能性があるという事を知ることが出来たからだろう。
悔しく思う中で第2ステージのラストの展開を何度も思い出しては。「もし、あの時こうしていれば…」というのは数えきれないくらいに考えた。
もし次、同じ展開や近い展開になれば「100%負ける事は無い」と確信できる程に思い返したし、自分に足りなかった物や判断ミスも全て把握した。
これも勝てていればやっていなかったことだろう。
逃げ切れず勝てなかったことによる悔しさは自分の思っていたよりも遥かに大きかったが、その分勝った時以上に自分に様々なことを教えてくれた。
勝利を得ることは出来なかったが、得ることが出来た悔しさや経験は勝利以上に自分を成長させてくれたと思う。
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