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ツアー・オブ・ジャパン 1日目

クラス:2.1クラス ステージレース
開催国:日本
日程:5月21日
距離:2.7km




天候:晴れ
出場チームメイト:マルコス・ガルシア、ジャイ・クロフォード、リカルド・ガルシア、トマ・ルバ、山本元喜、椿大志

日本最大のステージレース。


レース前のミーティング

今日のメインはタイムトライアルなので各自頑張るという感じ。
特にミーティングは無し。


レースレポート

まずは午前中の堺クリテリウム。
タイムトライアルと同コースで行われる10周、27kmのクリテリウムで成績はツアー・
オブ・ジャパン(以後TOJ)とは関係ない。
しかし、TOJの前哨戦という事もありここで活躍した選手は注目されるので一概にMぬ関係とも言い切れない。
しかしキナンには集団ゴールスプリントが出来るメンバーがいないので出来る事と言えば逃げくらい。
とは言うものの午後のタイムトライアルが本番のため、あまり脚を使いすぎるような走りは出来ない。
一瞬のパレードを挟んでレーススタート。
積極的に動くつもりが無かったので集団後方からスタート。
しばらく後ろの方で走る。
逃げが決まっていないようだったのでアタックを仕掛けてみようと前に上がり始める。
これが中々大変で、前に上がれるタイミングというのは集団が伸びている時くらいなのだが、伸びているという事はペースが上がっているということ。
ペースの上がっている集団の横をそれ以上のペースで上がって行くので疲れる。
先頭に到着。
少し息を整えてからアタック。
飛び出す。
後ろを確認すると少し離れている。
巡航モードに切り替えてサイクルコンピューターを確認すると計測を開始し忘れていたことに気付く。
序盤のデータが取れていなくてもったいないことをしたな、と思いながら計測開始。
しばらく踏むが、ゴールライン1km手前で4人になり、ゴールラインにを通過する頃には吸収されている。
せっかく飛び出したのに人が一番多い所で吸収されてしまっているとは勿体ない。
いい感じに負荷をかけることができたので集団後方に下がって休む。
最後尾についていればコーナー手前で集団から遅れることができる。
これには脚を回復させるという面において、いくつかのメリットがある。
まず、コーナーのある程度手前から脚を止めることができるので休める。
前から離れているのでコーナーで詰まって減速する集団にほぼノーブレーキで追いつくことが出来る。
そうすると、コーナーの立ち上がりで加速する集団に速度が出た状態でジョイントできるので加速のために踏む力を抑えることができる。
集団の減速の程度を上手く予測して遅れないと集団に早く追いつき過ぎて減速する事になったり、追いつき切れずに全力でもがくハメになるのでテクニックが必要。
そうして休んでいると脚が徐々に回復してくる。
ラスト4周を通過するがアンカーの誰かが軽く飛び出しているだけで大きな逃げは決まっていない。
再び集団前方に向けて進軍開始。
先頭に到着。
集団右側から先頭に上がって行く。最終コーナーを抜けて直線。
ここで飛び出せば目立てる。
アタックしようとすると後ろから「右から来てるぞ!」と声がかかる。
先頭のISOが少し右に寄せてくるがそこまで重要な場面じゃないので、まだスペースがある。
右橋の少しのスペースからアタック。
下を見ると後ろから誰か付いて来ている。
ISOにチェックされたかな?と思って交代すると。
我が弟、山本大喜が前に出てきて飛び出しいるアンカーの選手を追いかける。
お前は逃がさん。
止めかけていた脚を踏みなおして追いかける。
ゴールラインを通過しラスト2周。
西園さん、大喜、自分の順番で通過したという放送が聞こえる。
その後、前二人に追いつくとほぼ同時に集団にも追いつかれる。
十分踏んだので再び集団最後尾に下がって休みながら走る。
ラスト1周手前でゴールスプリントに向けて加速した集団から遅れる。
中根さんや石橋と話しながら流してゴール。


本番のタイムトライアル。
午前中のクリテリウムでいい感じに追い込んでいたので脚の感じは良さそう。
アップしてから15分前くらいにスタートラインに並びに行く。
タイムトライアルスタート。
スタートは全力。
速度を乗せてから腰を下ろして踏んでいく。
メーターを確認すると時速50km。
悪くない!
1つ目のコーナー。
ほんの少しビビって若干ブレーキ。
楽に曲がれてブレーキした事を後悔する。
そこから再び踏んでいくが速度が40km中盤。
少し落ちてきている。
我慢して踏む。
2つ目のコーナー。
少しブレーキするが安全に曲がる。
バックストレートはタイムを確認しながら踏んでいく。
3つ目のコーナーを曲がってラスト1km。
出走前に聞いていたタイムでは3分15秒がトップタイム。
現在2分15秒。
時速60kmで踏み切ればトップタイム。
トップタイムは無理だろうけど最後まで踏み切るために頑張る。
ラストコーナーを曲がって最後の直線。
全力で踏み切ってゴール。


感想

クリテリウムは調子の確認も出来て上々。
最大心拍的にもかなり追い込めていたので調子が良さそう。
タイムトライアルはこんなもん。
コーナーでビビり過ぎているせいでロスしているタイムは大きいと思うが、ここで無理して危険を冒す必要は無いと思う。
明日から本格的にレースが始まるので全身全霊で走ってきたい。


キツさレベル

強度はかなり高かったように思うが、その分時間が短かったのでトントンといった感じ。
ここからが長いので疲労を残さないように処理していきたい。

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