高校の冬の自主練の日に和歌山に行った話
高校の冬の自主練の日に和歌山に行きました。その帰りの話です。
海を見れたか、見れてないか?や、どんな道を使ったかということは覚えていませんが、たしか200キロぐらい走った日だったと思います。
なぜ、わざわざ和歌山まで走りに行ったというのに海を見たか覚えていないのか?という疑問はこれを読んでもらうとすぐ分かると思います。
海なんかよりもっとインパクトの強い思い出が、記憶を占領してしまっているのでしょう。
無駄に長い前置きもこの辺にして
和歌山の帰りでした。距離的にだいたいそのときで150キロぐらいだと思います。ハンガーノックになっても困るのでコンビニによろうと思い探していました。
するとちょうどコンビニを発見!入ろうと思いました。
車道と歩道が分かれている道路だったので、歩道への段差を乗り越えて入らないといけませんが、低い段差なので普通に走って入れば何の問題もありません。
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↑こんな風になってるのでどっから入ろうかと探していると、ちょうど小学生ぐらい男の子が歩道の近くにいました。
(ここはかっこつけて速めのスピードで歩道に入って小学生の目をひきつけるか)
なんて思いながら入る位置を決めました。
すべては、この無駄なかっこつけが悪かったのですこんなことさえしなければあの悲劇は起こらなかったはずなのに・・・
とりあえず、音声だけでお楽しみ下さい。
「シャーーーーー」
(!!)
「ザザザッ」
「ヒュンッ」
「ゴロゴロゴロ」
「ガガガガガガガガガガガガガガガガッ」
「・・・・・・ふっ、はははははははははは!!」
分からないと思うんで状況、思考を追記します。
「シャーーーーー」(自転車で40キロぐらいで歩道に入ろうと近づいていきます)
(!!えっ思ってたよりも段差が高い!しかもこの速度じゃ止められへんしこける!!)
「ザザザッ」(車輪が路肩の段差を越えれずに段差に擦りつけられる音)
「ヒュンッ」(バランスを崩し僕が自転車から歩道に投げ出される)
「ゴロゴロゴロ」(無様に地面を転がる)
「ガガガガガガガガガガガガガガガガッ」(自転車はものすごい速度で地面の上を引きずりまわされる)
「・・・・・・ふっ、はははははははははは!!」(あまりに意味が分からず、小学生の前でかっこ悪すぎるので思わず自分で大爆笑)
周りを確認すると、さっきの小学生がまるで見てはいけない危ないものでも見てしまったかのように、何も無いところに視線を向けています。
(おい小学生むしろ笑ってくれたほうが気が楽だ)
とりあえず体の状態を見てみると長袖ウェアの左腕の肘らへんが少し破れているだけでほかにダメージはありません。(結構気に入ってるウェアやったのに 涙)
自転車はSTIのカバーのゴムが破れているのとバーテープがぼろぼろなところ以外は、意外なことに壊れていません。
吹っ飛んだ勢いの割りに被害が少なかったので安心しながら、コンビニで食べ物を買って食べてからまた走り出しました。
この日はこれで、何事も無く家まで無事に帰ることが出来ました。
なんてことは無くさらに不幸なことが起こるのでした。
続く
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