ツール・ド・熊野2018 2ステージ
CATEGORYレースレポート
ツール・ド・熊野 3日目
クラス:2.2クラス ステージレース
開催地:三重県
日程:6月2日
距離:109km
天候:晴れ
クラス:2.2クラス ステージレース
開催地:三重県
日程:6月2日
距離:109km
天候:晴れ
平均ワット:224W
最大ワット:944W
※パワー2マックスでの測定
出場チームメイト:トマ・ルバ、マルコス・ガルシア、サルバドール・グアルディオラ、中島康晴、山本元喜、新城雄大
三重県熊野市で行われた総合順位を占う山岳ステージ。
レース前のミーティング
序盤のアタックには自分、中島さん、雄大で反応し、飛び出しの人数が増えたり、総合系の選手が乗った際にはトマ、マルコス、サルバも反応するという感じ。
札立峠の入り口では全員でまとまって前に上がって備えるようにとも。
レースレポート
10kmのパレードの間にスタートのアタック合戦に備えて集団の先頭に上がっておく。
先頭でスタートラインに並び号砲と共にレーススタートを迎える。
スタート直後には少しの間、様子を伺い合うようにアタックが発生しない。
自分的にもすぐには動きたくない感じ。
去年は初っ端から動いてかなり苦しんだ覚えがある。
様子を見ているとセントジョージの選手がアタック。
少し待ってから自分もアタック。
前に追いつき4人の抜け出しに。
何度か後ろを確認するが、集団も追って来ておりその内に捕まりそう。
登りの頂上付近でもう一度アタック。
下りで姿勢を低くして空気抵抗を減らしながら踏む。
ブリジストンの選手と2人になるが、すぐに後ろから大人数が追いついて来る。
最後尾まで下がって後ろを確認すると集団と少し開いている。
メンバーの中には総合を狙える選手も含まれており、キナンからは雄大とマルコスが入っている。
マルコスから「ペースを上げてくれ」と言われてペースアップ。
脚がキツクなる少し手前で下がる。
まだまだ先が長いので出し切りは厳禁。
後ろに下がるとメイン集団が追い付いて来ている。
その後に雄大を含む4人が抜け出す。
逃げが決まるかと思ったが捕まる。
その後のトンネルの連続する登りで右京の畑中さんとシマノの入部さんが抜け出す。
追走を仕掛けるが後ろから集団に追いつかれそうだったので諦めて集団に戻る。
その後に中島さんを含む数名がブリッジを仕掛け、前に合流する。
そこで9人逃げが決まる。
その中にはマトリックスのホセやブリッツェンの鈴木譲さん、愛三のダミアンも含まれており結構強力な逃げ。
総合リーダーのアベタカさんを要するブリッツェンの鈴木譲さんが入ったことで集団のコントロールが行われなくなる。
トマと相談して逃げとのタイム差が広がると総合順位を狙いにくくなるかもしれないという事で自分と雄大でコントロールを始める。
牽き始めたタイミングでのタイム差が1分。
そこからしばらく雄大と交代でコントロールしているとタイム差が1分半に広がる。
ちょうど千枚田に向かう道に差し掛かっていたのでペースを上げて後ろから他のチームが上がって来にくくする。
そのままキナンが集団を牽引しながら千枚田の登りへ。
千枚田の登りだしも結構いいペースで牽引していく。
しばらく牽き続けて道が開けたところでサルバがアタック。
それを切っ掛けに集団が活性化し登れるメンバーが発射していく。
サルバがアタックを仕掛けるまでの2分間の平均406W。
結構いいペースで牽いていただけにアタックされたときは「遅い」という意思表示かと思って少し悲しかった。
実際にはこの登りでホセを含む逃げとの差を一気に詰めたかったようで、実際ここで飛び出したキナンのトマ、マルコス、サルバを含む6名のみが逃げ集団にジョイントする。
自分と雄大は一時的に仕事が終了し遅れる。
雄大が3番手辺りの集団に残り、自分がその後ろの集団に残る。
千枚田を下り切り、札立峠に向かうアップダウン区間へ。
前のペースが落ちれば追いつける可能性もあるし、そうなれば仕事をする必要があるので集団後方で脚を溜める。
アップダウン区間の終わりで雄大を含む集団が見える位置まで迫りはするが、自分たちの集団は追いつけそうにない。
という事で単独でアタック。
前への合流を計る。
後ろからセントジョージの選手が二人追いついてきて登りで踏み始める。
見た感じスプリンターなのだがこの後のコースマップを把握しているのだろうか?
思っていた通り失速し、単独で前を追う。
途中で追い抜かれていたチームカーに再び追いつくと「前に大きい集団がある」と伝えられる。
そこを目指して一生懸命踏んでいく。
前からは登りで遅れた選手がパラパラと下がってきており、それを躱しながら前との差を埋めていく。
5分ほど踏み続けてやっと追いつく。
その5分間の平均出力372W
その内の2分半の平均出力は399W
ちなみに追いついた集団は小さくなっていた。
そこで脚を回復させようとしていると雄大がペースアップを始める。
ちょっと待ってよ!と思うが思い届かずにペースが上がって行く。
一旦遅れるが後ろから登って来たメンバーと合流し、ペースを維持して登る。
一定距離を保って登り山頂まで1kmのところで一気に踏んで前の雄大のグループに追いつく。
頂上手前で先ほどまで自分と一緒に登っていた選手も合流し下りへ。
登りだしから頂上までの18分半の平均出力317W
そこから17人の集団で下りとアップダウンを終えて千枚田の下りに合流する。
ブリッツェンの選手が3人いることもあり、ペースがあまり落ちない。
そこから最後の千枚田の登りへ。
自分が先頭で登り始める。
脚の感じ的に330W以上で踏むのは無理。
パワーメーターを確認しながら踏み続ける。
後ろから佐野さんが自分をパスしてペースを上げるが無視する。
ここで反応すると脚が最後までもたない。
雄大も付いて行き、5名が抜け出していく。
後ろを確認するとバラバラ。
とにかく自分のペースを維持して登る事に専念しようと思っていると後ろから窪木さんと飯野さんに追いつかれる。
さすがにこの2人には付いて行こうと頑張る。
山頂までの8分半の平均出力316W
そのまま山頂を通過し下りへ。
下りで千切られる。
そして前から遅れて来たセントジョージの選手と合流。
下り切って前に追いつこうとしていると後ろから愛三の住吉選手とビクトワール広島の谷選手が追いついて来る。
そこから4人でローテーション。
前に見えている飯野さんと窪木さんだけはキャッチしておきたいという気持ちで追いかけて捕まえる。
そこからは集団の後ろに付いてゴール。
集団先頭ではサルバが5位に入り総合で45秒差の5位につける。
感想
前半から牽くことになったうえに札立峠でも結構無理して前に追いついたために中々辛かった。
調子が良かっただけに札立峠で勝負できなかったのは少し悔しかったがチームで総合優勝を狙っていたので納得の結果である。
今日の結果を踏まえて明日はステージ勝負。
いつも以上にガンガンアタックして逃げれるように頑張りたい。
キツさレベル
8
日本屈指の山岳コースという事もあり中々にハードなレースだった。
チームスポンサー商品紹介
ヨネックス高機能アンダーウェアSTB-A1010
生地に張り付けられている菱形のラバー樹脂「スタビリティラバー」により要所要所に着圧がかかっています。
菱形のラバーはグリップの役割も果たし、運動中にズレてくるという事もありません。
体幹周りの筋肉をしっかりと支えるように考えられており、非常に楽に体幹を使ったライディングが可能になります。
従来の生地で着圧を生み出しているものと違い、繰り返し何度も使用しても伸びてきて着圧が失われるということはありません。
更にラバーで着圧を生み出しているおかげでかなり特殊な圧のかけ方に成功しています。
コアの部分に強い着圧をかけながらも呼吸は楽、というかなり神ってる一品に仕上がっています。
かなりオススメのインナーです。
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序盤のアタックには自分、中島さん、雄大で反応し、飛び出しの人数が増えたり、総合系の選手が乗った際にはトマ、マルコス、サルバも反応するという感じ。
札立峠の入り口では全員でまとまって前に上がって備えるようにとも。
レースレポート
10kmのパレードの間にスタートのアタック合戦に備えて集団の先頭に上がっておく。
先頭でスタートラインに並び号砲と共にレーススタートを迎える。
スタート直後には少しの間、様子を伺い合うようにアタックが発生しない。
自分的にもすぐには動きたくない感じ。
去年は初っ端から動いてかなり苦しんだ覚えがある。
様子を見ているとセントジョージの選手がアタック。
少し待ってから自分もアタック。
前に追いつき4人の抜け出しに。
何度か後ろを確認するが、集団も追って来ておりその内に捕まりそう。
登りの頂上付近でもう一度アタック。
下りで姿勢を低くして空気抵抗を減らしながら踏む。
ブリジストンの選手と2人になるが、すぐに後ろから大人数が追いついて来る。
最後尾まで下がって後ろを確認すると集団と少し開いている。
メンバーの中には総合を狙える選手も含まれており、キナンからは雄大とマルコスが入っている。
マルコスから「ペースを上げてくれ」と言われてペースアップ。
脚がキツクなる少し手前で下がる。
まだまだ先が長いので出し切りは厳禁。
後ろに下がるとメイン集団が追い付いて来ている。
その後に雄大を含む4人が抜け出す。
逃げが決まるかと思ったが捕まる。
その後のトンネルの連続する登りで右京の畑中さんとシマノの入部さんが抜け出す。
追走を仕掛けるが後ろから集団に追いつかれそうだったので諦めて集団に戻る。
その後に中島さんを含む数名がブリッジを仕掛け、前に合流する。
そこで9人逃げが決まる。
その中にはマトリックスのホセやブリッツェンの鈴木譲さん、愛三のダミアンも含まれており結構強力な逃げ。
総合リーダーのアベタカさんを要するブリッツェンの鈴木譲さんが入ったことで集団のコントロールが行われなくなる。
トマと相談して逃げとのタイム差が広がると総合順位を狙いにくくなるかもしれないという事で自分と雄大でコントロールを始める。
牽き始めたタイミングでのタイム差が1分。
そこからしばらく雄大と交代でコントロールしているとタイム差が1分半に広がる。
ちょうど千枚田に向かう道に差し掛かっていたのでペースを上げて後ろから他のチームが上がって来にくくする。
そのままキナンが集団を牽引しながら千枚田の登りへ。
千枚田の登りだしも結構いいペースで牽引していく。
しばらく牽き続けて道が開けたところでサルバがアタック。
それを切っ掛けに集団が活性化し登れるメンバーが発射していく。
サルバがアタックを仕掛けるまでの2分間の平均406W。
結構いいペースで牽いていただけにアタックされたときは「遅い」という意思表示かと思って少し悲しかった。
実際にはこの登りでホセを含む逃げとの差を一気に詰めたかったようで、実際ここで飛び出したキナンのトマ、マルコス、サルバを含む6名のみが逃げ集団にジョイントする。
自分と雄大は一時的に仕事が終了し遅れる。
雄大が3番手辺りの集団に残り、自分がその後ろの集団に残る。
千枚田を下り切り、札立峠に向かうアップダウン区間へ。
前のペースが落ちれば追いつける可能性もあるし、そうなれば仕事をする必要があるので集団後方で脚を溜める。
アップダウン区間の終わりで雄大を含む集団が見える位置まで迫りはするが、自分たちの集団は追いつけそうにない。
という事で単独でアタック。
前への合流を計る。
後ろからセントジョージの選手が二人追いついてきて登りで踏み始める。
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前からは登りで遅れた選手がパラパラと下がってきており、それを躱しながら前との差を埋めていく。
5分ほど踏み続けてやっと追いつく。
その5分間の平均出力372W
その内の2分半の平均出力は399W
ちなみに追いついた集団は小さくなっていた。
そこで脚を回復させようとしていると雄大がペースアップを始める。
ちょっと待ってよ!と思うが思い届かずにペースが上がって行く。
一旦遅れるが後ろから登って来たメンバーと合流し、ペースを維持して登る。
一定距離を保って登り山頂まで1kmのところで一気に踏んで前の雄大のグループに追いつく。
頂上手前で先ほどまで自分と一緒に登っていた選手も合流し下りへ。
登りだしから頂上までの18分半の平均出力317W
そこから17人の集団で下りとアップダウンを終えて千枚田の下りに合流する。
ブリッツェンの選手が3人いることもあり、ペースがあまり落ちない。
そこから最後の千枚田の登りへ。
自分が先頭で登り始める。
脚の感じ的に330W以上で踏むのは無理。
パワーメーターを確認しながら踏み続ける。
後ろから佐野さんが自分をパスしてペースを上げるが無視する。
ここで反応すると脚が最後までもたない。
雄大も付いて行き、5名が抜け出していく。
後ろを確認するとバラバラ。
とにかく自分のペースを維持して登る事に専念しようと思っていると後ろから窪木さんと飯野さんに追いつかれる。
さすがにこの2人には付いて行こうと頑張る。
山頂までの8分半の平均出力316W
そのまま山頂を通過し下りへ。
下りで千切られる。
そして前から遅れて来たセントジョージの選手と合流。
下り切って前に追いつこうとしていると後ろから愛三の住吉選手とビクトワール広島の谷選手が追いついて来る。
そこから4人でローテーション。
前に見えている飯野さんと窪木さんだけはキャッチしておきたいという気持ちで追いかけて捕まえる。
そこからは集団の後ろに付いてゴール。
集団先頭ではサルバが5位に入り総合で45秒差の5位につける。
感想
前半から牽くことになったうえに札立峠でも結構無理して前に追いついたために中々辛かった。
調子が良かっただけに札立峠で勝負できなかったのは少し悔しかったがチームで総合優勝を狙っていたので納得の結果である。
今日の結果を踏まえて明日はステージ勝負。
いつも以上にガンガンアタックして逃げれるように頑張りたい。
キツさレベル
8
日本屈指の山岳コースという事もあり中々にハードなレースだった。
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生地に張り付けられている菱形のラバー樹脂「スタビリティラバー」により要所要所に着圧がかかっています。
菱形のラバーはグリップの役割も果たし、運動中にズレてくるという事もありません。
体幹周りの筋肉をしっかりと支えるように考えられており、非常に楽に体幹を使ったライディングが可能になります。
従来の生地で着圧を生み出しているものと違い、繰り返し何度も使用しても伸びてきて着圧が失われるということはありません。
更にラバーで着圧を生み出しているおかげでかなり特殊な圧のかけ方に成功しています。
コアの部分に強い着圧をかけながらも呼吸は楽、というかなり神ってる一品に仕上がっています。
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