全日本選手権ロードタイムトライアル
CATEGORYレースレポート
クラス:ナショナル選手権
開催地:石川
日程:6月17日
距離:39km
開催地:石川
日程:6月17日
距離:39km
天候:晴れ
平均ワット:315W
最大ワット:617W
※パワー2マックスでの測定
石川で行われた全日本選手権のタイムトライアルレース。
レース前のミーティング
とにかく自分のベストを尽くす。
レースレポート
今回のタイムトライアルではタイムトライアルで初めてパワーメーターを使用して走る事にした。
あらかじめ決めておいた数値を維持して走ることでペースを一定に保つというのが目的だ。
今回設定した数値は327W。
データ上ではこれが今、自分の50分間維持できる限界の出力という事になっている。
この数値を維持して走り続けることが出来れば自分のベストタイムを出せるという事になる。
脚の調子もバッチリ。
いつも以上に念入りにウォームアップを済ませ検車に向かう。
検車をクリアした後は待合の開いているスペースで再びウォームアップ。
10分程待つことになるので重要。
自分の前に出走するブリッツェンの鈴木譲さんがすたーとしスタートラインへ。
興奮しすぎないように集中して、タイムトライアル開始。
タイムトライアルのスタート直後は余裕のあるせいで踏みやすい。
数値を確認しながら踏むのを意識的に抑えるが、それでも高い数値が出ている。
最初の4kmの平均出力が345Wだった。
ここからアップダウン区間が始まる。
登りはパワーが出やすいが、踏み過ぎると一気に脚に来る。
しかし踏まないと大幅に失速するので匙加減が難しい。
ここに関しては感覚で、失速し過ぎないように踏み過ぎないようにということを意識した。
そして1周目を終える。
平均出力326W
完璧と言える。
前の譲さんとも若干詰まっている。
2周目も踏み過ぎないように意識する。
むしろ3周目の事を考えて若干抑えるつもりで走る。
ここで出し過ぎてしまうとラスト1周で大幅に失速する可能性がある。
しかも1周目に比べて明らかにキツクなってきている。
2周目を完了し平均出力309W
落ちている。
しかも前を走る譲さんとのタイム差が広がっている。
心が折れそうなのを踏ん張ってラスト1周。
とにかく全力を出し切れるように踏む。
全身を使って踏む。
ふくらはぎが攣りかけるが我慢して踏む。
最後までヘロヘロになりながらも踏み切ってゴール。
3周目の平均出力307W
さらに落ちている。
結果は第2ウェーブ終了時点で6位。
第3ウェーブを終えて11位にまで転落した。
感想
1位を目指して冬場から準備を進めていただけにかなり悔しい。
自分が走り終えた時点で6位だったというのが更に精神的に来た。
全体的な平均出力が315Wだったので想定していたよりも12Wも低くなっている。
1周目に326Wを出しての結果なので想定していた出力が高すぎたという事になる。
本格的に準備してタイムトライアルに出場したのはエリートに上がってから今回が初めてだったので11位という結果に終わってかなり悔しい。
来年も出場して狙いたいと言いたいところだが、今のままでは出るだけ無駄。
改善点を更に洗い出しそれらを修正することが出来て狙えると確信できるレベルにまで力が付いたら来年も出場したいと思う。
キツさレベル
10
40kmという短い距離だが全力で踏み切ったこともあり相当辛かった。。
チームスポンサー商品紹介
Championsystem Eliteスピードスーツ
https://champ-sys.jp/collections/%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%84/products/rearzipspeedsuit
今回のタイムトライアルのために特別に用意して頂いたChampionsystemさんのハイエンドスキンスーツです。
ハイエンドの名にふさわしく少しでもタイムをよくするために様々な技術が投入されています。
まずはバックジッパー。
一目でわかる一番の特徴だと思います。
前傾姿勢をとった際に伸びる背中側にジッパーが付いていることでスピードスーツがより体に密着します。
フロントジッパーでの胸元の弛みが一切なくなると共に使用している素材の影響もあり脇から腕にかけてのフィット感も完璧の一言です。
スピードスーツには5種類の素材が必要に応じて使い分けられており、特に大腿部に使用されている「カーボンファブリック」というカーボンが織り込まれた素材がデフォルトで採用されているのはこのスピードスーツだけになっています。
この素材にはコンプレッション機能や体温調節効果、抗菌機能が備わっており、特にコンプレッション機能は運動中の無駄な筋肉のブレを抑えてくれるので非常に効果的です。
背中や袖にはゴルフボールでもおなじみの「ディンプル加工」が施された「ディンプルファブリック」が使用されており、さらに首回りをノーカラースタイルとすることで空気抵抗の削減が図られています。
また股間部のパッドに関してもスピードスーツ専用パッドの「PISTA」が使用されています。
この「PISTA」は100%イタリア製のプレミアムパッドで、主に TT やトラック競技の選手向けに作られたパッドです。
レーザーによって 3D カットされ、解剖学に基づいたカッティングにより体に自然にフィットするよう計算されています。
また、パッド前方は衝撃を和らげるジェル入りで、前乗りポジションを考慮した設計となっています。
袖口、裾にはかぶれにくいアレルギーフリーのシリコングリッパーにより、摺り上がりを防止しています。
特に袖口は非常にタイトに絞られており、エアロポジションで腕を前に突き出しても絶対に袖口から空気が入ってこないようになっています。
自分の最速を狙うために非常に有効なアイテムです。
デザインもオリジナルの物が作成可能ですので「いいな」と思って頂いた方はぜひ使て下さい! amazonをお気に入り登録される際はこちらからどうぞ!
山本元喜のYouTubeチャンネルはコチラ!
山本元喜の本はコチラ!
平均ワット:315W
最大ワット:617W
※パワー2マックスでの測定
石川で行われた全日本選手権のタイムトライアルレース。
レース前のミーティング
とにかく自分のベストを尽くす。
レースレポート
今回のタイムトライアルではタイムトライアルで初めてパワーメーターを使用して走る事にした。
あらかじめ決めておいた数値を維持して走ることでペースを一定に保つというのが目的だ。
今回設定した数値は327W。
データ上ではこれが今、自分の50分間維持できる限界の出力という事になっている。
この数値を維持して走り続けることが出来れば自分のベストタイムを出せるという事になる。
脚の調子もバッチリ。
いつも以上に念入りにウォームアップを済ませ検車に向かう。
検車をクリアした後は待合の開いているスペースで再びウォームアップ。
10分程待つことになるので重要。
自分の前に出走するブリッツェンの鈴木譲さんがすたーとしスタートラインへ。
興奮しすぎないように集中して、タイムトライアル開始。
タイムトライアルのスタート直後は余裕のあるせいで踏みやすい。
数値を確認しながら踏むのを意識的に抑えるが、それでも高い数値が出ている。
最初の4kmの平均出力が345Wだった。
ここからアップダウン区間が始まる。
登りはパワーが出やすいが、踏み過ぎると一気に脚に来る。
しかし踏まないと大幅に失速するので匙加減が難しい。
ここに関しては感覚で、失速し過ぎないように踏み過ぎないようにということを意識した。
そして1周目を終える。
平均出力326W
完璧と言える。
前の譲さんとも若干詰まっている。
2周目も踏み過ぎないように意識する。
むしろ3周目の事を考えて若干抑えるつもりで走る。
ここで出し過ぎてしまうとラスト1周で大幅に失速する可能性がある。
しかも1周目に比べて明らかにキツクなってきている。
2周目を完了し平均出力309W
落ちている。
しかも前を走る譲さんとのタイム差が広がっている。
心が折れそうなのを踏ん張ってラスト1周。
とにかく全力を出し切れるように踏む。
全身を使って踏む。
ふくらはぎが攣りかけるが我慢して踏む。
最後までヘロヘロになりながらも踏み切ってゴール。
3周目の平均出力307W
さらに落ちている。
結果は第2ウェーブ終了時点で6位。
第3ウェーブを終えて11位にまで転落した。
感想
1位を目指して冬場から準備を進めていただけにかなり悔しい。
自分が走り終えた時点で6位だったというのが更に精神的に来た。
全体的な平均出力が315Wだったので想定していたよりも12Wも低くなっている。
1周目に326Wを出しての結果なので想定していた出力が高すぎたという事になる。
本格的に準備してタイムトライアルに出場したのはエリートに上がってから今回が初めてだったので11位という結果に終わってかなり悔しい。
来年も出場して狙いたいと言いたいところだが、今のままでは出るだけ無駄。
改善点を更に洗い出しそれらを修正することが出来て狙えると確信できるレベルにまで力が付いたら来年も出場したいと思う。
キツさレベル
10
40kmという短い距離だが全力で踏み切ったこともあり相当辛かった。。
チームスポンサー商品紹介
Championsystem Eliteスピードスーツ
https://champ-sys.jp/collections/%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%84/products/rearzipspeedsuit
今回のタイムトライアルのために特別に用意して頂いたChampionsystemさんのハイエンドスキンスーツです。
ハイエンドの名にふさわしく少しでもタイムをよくするために様々な技術が投入されています。
まずはバックジッパー。
一目でわかる一番の特徴だと思います。
前傾姿勢をとった際に伸びる背中側にジッパーが付いていることでスピードスーツがより体に密着します。
フロントジッパーでの胸元の弛みが一切なくなると共に使用している素材の影響もあり脇から腕にかけてのフィット感も完璧の一言です。
スピードスーツには5種類の素材が必要に応じて使い分けられており、特に大腿部に使用されている「カーボンファブリック」というカーボンが織り込まれた素材がデフォルトで採用されているのはこのスピードスーツだけになっています。
この素材にはコンプレッション機能や体温調節効果、抗菌機能が備わっており、特にコンプレッション機能は運動中の無駄な筋肉のブレを抑えてくれるので非常に効果的です。
背中や袖にはゴルフボールでもおなじみの「ディンプル加工」が施された「ディンプルファブリック」が使用されており、さらに首回りをノーカラースタイルとすることで空気抵抗の削減が図られています。
また股間部のパッドに関してもスピードスーツ専用パッドの「PISTA」が使用されています。
この「PISTA」は100%イタリア製のプレミアムパッドで、主に TT やトラック競技の選手向けに作られたパッドです。
レーザーによって 3D カットされ、解剖学に基づいたカッティングにより体に自然にフィットするよう計算されています。
また、パッド前方は衝撃を和らげるジェル入りで、前乗りポジションを考慮した設計となっています。
袖口、裾にはかぶれにくいアレルギーフリーのシリコングリッパーにより、摺り上がりを防止しています。
特に袖口は非常にタイトに絞られており、エアロポジションで腕を前に突き出しても絶対に袖口から空気が入ってこないようになっています。
自分の最速を狙うために非常に有効なアイテムです。
デザインもオリジナルの物が作成可能ですので「いいな」と思って頂いた方はぜひ使て下さい! amazonをお気に入り登録される際はこちらからどうぞ!
山本元喜のYouTubeチャンネルはコチラ!
山本元喜の本はコチラ!