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チェコサイクリングツアー 3日目

クラス:2.1クラス ステージレース
開催国:チェコ
日程:8月11日
距離:178km
天候:晴れ



平均ワット:199W
最大ワット:1029W
※パワー2マックスでの測定
出場チームメイト:雨澤毅明、入部正太朗、山本元喜、小石祐馬、山本大喜、石上優大、松田祥位

チェコで行われたUCI2.1クラスのステージレース。


レース前のミーティング

今日は雨澤を先頭集団に残せるようにチームで動くというのが目的になる。


レースレポート

今日は最難関ステージ、とにかく最初の登りでいかに粘れるかがその後の展開に関わってくる。
前半はとにかく登りに備えて温存する方がよさそう。
短めのパレードを終えてレーススタート。
アタックが連続し続けるが逃げが決まらず。
昨日と違い延々とアタックが繰り返され、集団がハイスピードで進む。
あまりに長く続くのでそろそろ逃げが決まるかと思い何となく前に出てアタックに反応してみる。
自分からは前に出ずアタックに付いていくだけ。
小石も飛び出していたが決まらず。
少し進むと踏切を電車が通過しており集団が止められる。
ちなみに最初の40分間の平均時速48km。
電車が通過しレースが再スタートしたところで数名がアタックしていき、そこに後乗りで選手が加わっていき、21名の逃げ集団が出来上がる。
そこに小石も加わる。
逃げが決まったことで集団のペースが落ち着いてレースが進み始める。
そしてとうとう問題の一発目の山岳へ。
リーダーチームが上手くコントロールするおかげで活性化することなく一定のペースで登り続ける。
しかもそのペースが絶妙。
脚に来るがギリギリ千切れるほどではないという感じ。
勾配が急になってから頂上までの33分間の平均出力が270W
そこから下っては登る、を繰り返す。
最初の2回、3回目の山岳ポイントまでは毎回粘る。
2回目を19分間288Wで3回目を20分間267Wでクリアする。
そして再び下った直後に上りなおした4回目の山岳ポイント。
途中でCCCがアタックしていき集団のペースが上がる。
必死についていこうとするが耐え切れず遅れる。
ペースを落としてしまおうかと思いこの次の5回目の山岳ポイントまでの距離を確認する。
かなり近い。
ということは、ここを耐え切れば終盤の周回コースへの入り口までメイン集団に残ることが出来る。
ならばここは粘るしかない。
この登りがゴールくらいの勢いで踏みなおしてメイン集団に追いつく。
必死になりながら山頂を通過。
この登りは10分間311W
その直後の登りはやはり短く、2分間280Wで通過した。
そこからはメイン集団に付いていく。
何度か丘越えし、緩めの横風が吹き抜ける平坦を乗り越えて残りの距離を減らしていく。
そしてラストの周回手前へ。
集団先頭の密集度が上がっていき、そろそろ周回かな?と思っていると集団の左側からバルディアーニが二人で一気に前に上がっていく。
絶対にペースが上がろと判断し雨澤に声をかけて前に上がろうとするが、上がりきる前にCCCが猛烈なペースアップを始めたことで上がり切れずに終わる。
下りに入りコーナーを何度か抜けた先で周回コースに入る。
周回コースに入った直後に石畳の登りが始まり、直前に前に上がるために脚を使っていたせいであえなく失速。
そこからはグルペットに入ってゴールした。


感想
今日乗った感じでは昨日よりは調子がよさそうな感覚がある。
1か月近くレースに出ていなかったこともありレース強度に体がなじんでいなかったのではないかと思う。
登りで一度は遅れかけたが闘魂注入して復帰することが出来たのもその証拠な気がする。
明日はいよいよ最終ステージなので何か出来ないか挑戦してみたい。


キツさレベル

登りの繰り返しで疲労はしたが限界まで行ったという感じではなかったと思う。

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