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ロンドヴァンミッデンネーデルランド

オランダで行われた2クラスのワンデーレース、ロンドヴァンミッデンネーデルランドに出場してきました。
レースは小さな周回をいくつか含む大きな1周のレースで190kmを走るものでした。




レース当日の天候は雨。
気温もかなり低く10度台でスタート。
大抵の選手は長袖でスタートしているが、自分は半袖半パンにアップオイルを塗ってスタート。
パレード走行中は寒さでガタガタ震えていたが、レース開始直後から体が一気に暖まり寒くなくなる。
スタート後から何度かアタック仕掛けてみるが、逃げれず。
逃げたいというのも当然あったが今日は完走したいというところもあったので少し落ち着いて集団で様子を見る。
集団のペースが上がったままなため逃げが決まらずという状態が続く。
レース中盤辺りで、見た目7人以上の集団がメインと20秒ほど差を付けて逃げが決まりそうになる。
これにどうしても乗りたい!と思い、集団から単独アタック!

2/3程一気に詰める
そこからが詰まらず徐々に失速
足が限界の状態で集団にかなりの速度差で呑まれる
直後、コースが細くコーナーの連続する道へ
コーナーでドンドン後ろに下がる
最後尾へ到達!
横風スタート!!
千切れる!!!
車列を使い復帰!
直後に坂に高速で突っ込み千切れかけるが粘る!

このコンボでかなりのダメージを負った笑

その後しばらくして自分が乗れなかった逃げと1分30秒、それとメインの間にメインから30秒で少数の逃げという展開に。
ここで集団をコントロールすることに。
NIPPOの日本人4人(自分、宮澤さん、黒枝、小石)でタイム差が付きすぎないようにコントロール。
先程の横風区間が小さな周回に含まれており、近付くにつれ他のチームが前に上がって来て最終的に集団に呑まれる。
しかし先程のと違い集団中盤で横風に入れたことによりあまりダメージを負わずに済む。
横風を抜け再びコントロールするがしばらくすると他のチームが一気に前に上がって来て集団呑まれる。
?と思いながら集団内に居ると直後に強烈な横風スタート!!
それまでの様々な行動のせいで足にダメージが来て耐えきれずに千切れ車列もスルーしてしまい、外国人と2人に……
車がやって来て回収されDNF
距離としては150km
調子は良かっただけに結構残念だった。

今回のレースを振り返って、後半にイタリアに来たときよりは強くなっているが、レースで自由に動くにはまだ力が足りないという印象を受けた。
イタリアに初めて来て走った時に感じた絶望的な力の差というのはそこまで無く、近付いて来ているというのは感じた。しかし近付くペースが遅い。
このままでは走れるようになった!引退!ということにもなりかねないのでもっと努力する必要がある。
ヨーロッパのレースは今年はこれで終了。来年にヨーロッパで走れた際に最初のレースでいかに力を付け直せているかがかなり重要だと感じた。
そこで今年のようにやっぱり力の差がある。と感じているようでは先が思いやられるので十分な準備と気持ちを持って挑めるようにしたい!
努力すればできないことは存在しない!と信じて今はひたすらに上を目指したい!

このあとの予定は6日に富士300を走り、そのあとツール・ド・北海道という予定になっています!
数少ないNIPPOでの日本のレース、気合い入れて走りますので応援よろしくお願いします!
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