ツール・ド・シアク 3日目
CATEGORYレースレポート
クラス:2.2クラス ステージレース
開催国:インドネシア
日程:9月19日
距離:164km
天候:晴れ
開催国:インドネシア
日程:9月19日
距離:164km
天候:晴れ
平均ワット:183W
最大ワット:1079W
※パワー2マックスでの測定
出場チームメイト:トマ・ルバ、マルコス・ガルシア、サルバドール・グアルディオラ、山本元喜、新城雄大
インドネシアで行われたUCI2.2クラスのステージレース。
レース前のミーティング
今回のレースは全ステージド平坦ということで自分と雄大がステージ優勝&総合でUCIポイントを稼げるように挑むという作戦。
トマ、サルバ、マルコスもチャンスがあれば総合順位を上げていくという感じで、自分たちは逃げも視野に入れて動きゴールスプリントになれば自分とサルバでアシストして雄大で勝負しに行くという作戦。
レースレポート
今日は距離が長いということもあり逃げが決まりやすいという予想。
セントジョージの動きをチェックしながら逃げられないかアタックに反応してみる。
何度か抜け出すが捕まえられて集団に戻る。
シアク名物の橋の登りでもアタックがかかり集団が若干分裂する。
結構な人数が先行したので下った先で確実に一つにまとまると読んで後方に残る。
下った先で確かに追いついたが、そのタイミングで数名がアタックし先行する。
そこに雄大がブリッジをかけ逃げが決まる。
その後も追走の動きに反応してブリッヂがかかるか見てみるが非協力的な選手が多く、最初に先行した6名での逃げが決まる。
そこからはセントジョージがコントロールを開始する。
上手くセントジョージの後ろに入りベストポジションでレースを進める。
様子を見ているとローテーションになぜかリーダーを含む成績上位の選手が入っており、82番だけが休んでいる。
81番は監督の息子らしく、身内びいきで一番ゼッケンをもらっていたとすれば実質のエースは82番ということなのだろうか?現在の成績に関係なくエースを温存するために他の選手が集団をコントロールしている?あるいは現在のセントジョージの総合上位の選手は後ろの選手と十分にタイム差を持っているので、多少遅れたところで総合順位が落ちないから脚を使っても大丈夫という意味か?それ以前に集団をコントロールするペースで牽引したところで集団がペースアップした際に遅れるほど消耗しないという自信があるのだろうか?
いずれにせよ総合リーダーがコントロールに加わっている現在の状況は相当奇妙。
トマと話しをすると「最後の橋の登りで全員でアタックする」と伝えられる。
まだまだ先のことではあるが、それを頭に入れて足を残しながら動かなければならない。
セントジョージのコントロールは安定しておりジワジワと逃げとの差を詰めていく。
最大3分近くまで広がっていた差が残り90km辺りで一度1分まで詰まる。
詰め過ぎたとでも言いたげに一気に減速した集団であったが、次のタイムボードの表示では再び2分差に開いていた。
再びペースが上がり追走が始まるが、差がじわじわと開き最大2分半強まで広がった。
そこからは再び差が詰まっていく。
セントジョージの82番は前に上がってきたり後ろに下がったりを繰り返す。
残りの距離を消化していきラスト40km辺りで逃げとの差が1分内に縮まりチラチラと姿が見える。
そこからコントロールのペースが緩み、様子見モードへ。
一度差が広がるが再び詰めなおされ、ラスト30kmを切ったところで逃げが吸収される。
そこからパラパラとアタックがかかる。
セントジョージが綺麗に潰して一度集団が落ち着く。
自分は後ろに下がった82番に付いて集団内に下がって様子を見てみる。
もしかしたら後ろから勢いをつけてアタックしてくるかもしれない。
だが一向に動く気配がなく、これは見ていても無駄と判断し前に上がった。
セントジョージがコントロールしたままラスト10kmを切ろうとした時、集団が一気に活性化しアタックが頻発し始める。
右から左からアタックが頻発しては吸収される状態を繰り返し、集団が伸びたり縮んだりを繰り返す。
マルコスやサルバも動き出している。
自分は橋の登りに備えて足を残しつつ様子を見る。
橋の手前に来たところで他チームの選手がアタックしたのにチェックに入る。
脚を使わないように後ろに付くだけにしていると後ろから追いついたマルコスがそのままアタック。
橋の登りに入る。
トマやサルバもそれぞれの位置からアタックするが、橋の距離が短いことと今日はアタック合戦が比較的すぐに終わりセントジョージが安定してコントロールしていたことで脚の残っている選手が多く集団が伸びるだけに終わる。
下りでアタックした選手に反応して自分も先行するものの逃げを決めるには至らず。
そこからミックスされた集団でアタックと吸収を繰り返しながらゴールまでの距離を縮めていく。
ラスト3kmを切ったところで今日はゴールスプリントになると判断し、動きを切り替える。
5番手あたりを常にキープできるように動き、足を使わないように気を付ける。
サルバに「調子はいいか?」と聞かれたので「いい感じ」と答えると「よし」と言って集団の牽引に入ってくれる。
集団のペースが安定するので位置をキープしやすくなる。
そこから2回ほど集団内での位置を調整しゴールスプリントへ。
ここだ!と感じたタイミングで飛び出したのがラスト400。
一度は先頭まで出るがゴールまでが遠すぎる。
失速していき、本格的にスプリントを始めた選手に一気に抜かされる。
結果17位ゴール。
ラスト1分間530W
スプリント開始からは595W
後半の失速が激しい。
感想
今日は集団一つでのゴールスプリント。
昨日と違い、アタックが連続したせいで各チームイマイチ列車が組めていない感じのゴールスプリントだった。
先頭付近での位置取りがもっと上手くなり、落ち着いてスプリントに挑めるようになればもっと上位でゴールできるようになると思う。
成績は出ていないが学ぶことが多く、挑戦してみたいことが増える良いレースだったと感じた。
明日は最終日、連日が平坦ステージということでトップ以外は大きなタイム差が付いておらず、中間スプリント一つでUCIポイント圏内にまで順位を上げることが出来る。
気合を入れて挑戦してきたい。
キツさレベル
7
セントジョージの後ろで休めていたので比較的楽であった。
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最大ワット:1079W
※パワー2マックスでの測定
出場チームメイト:トマ・ルバ、マルコス・ガルシア、サルバドール・グアルディオラ、山本元喜、新城雄大
インドネシアで行われたUCI2.2クラスのステージレース。
レース前のミーティング
今回のレースは全ステージド平坦ということで自分と雄大がステージ優勝&総合でUCIポイントを稼げるように挑むという作戦。
トマ、サルバ、マルコスもチャンスがあれば総合順位を上げていくという感じで、自分たちは逃げも視野に入れて動きゴールスプリントになれば自分とサルバでアシストして雄大で勝負しに行くという作戦。
レースレポート
今日は距離が長いということもあり逃げが決まりやすいという予想。
セントジョージの動きをチェックしながら逃げられないかアタックに反応してみる。
何度か抜け出すが捕まえられて集団に戻る。
シアク名物の橋の登りでもアタックがかかり集団が若干分裂する。
結構な人数が先行したので下った先で確実に一つにまとまると読んで後方に残る。
下った先で確かに追いついたが、そのタイミングで数名がアタックし先行する。
そこに雄大がブリッジをかけ逃げが決まる。
その後も追走の動きに反応してブリッヂがかかるか見てみるが非協力的な選手が多く、最初に先行した6名での逃げが決まる。
そこからはセントジョージがコントロールを開始する。
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様子を見ているとローテーションになぜかリーダーを含む成績上位の選手が入っており、82番だけが休んでいる。
81番は監督の息子らしく、身内びいきで一番ゼッケンをもらっていたとすれば実質のエースは82番ということなのだろうか?現在の成績に関係なくエースを温存するために他の選手が集団をコントロールしている?あるいは現在のセントジョージの総合上位の選手は後ろの選手と十分にタイム差を持っているので、多少遅れたところで総合順位が落ちないから脚を使っても大丈夫という意味か?それ以前に集団をコントロールするペースで牽引したところで集団がペースアップした際に遅れるほど消耗しないという自信があるのだろうか?
いずれにせよ総合リーダーがコントロールに加わっている現在の状況は相当奇妙。
トマと話しをすると「最後の橋の登りで全員でアタックする」と伝えられる。
まだまだ先のことではあるが、それを頭に入れて足を残しながら動かなければならない。
セントジョージのコントロールは安定しておりジワジワと逃げとの差を詰めていく。
最大3分近くまで広がっていた差が残り90km辺りで一度1分まで詰まる。
詰め過ぎたとでも言いたげに一気に減速した集団であったが、次のタイムボードの表示では再び2分差に開いていた。
再びペースが上がり追走が始まるが、差がじわじわと開き最大2分半強まで広がった。
そこからは再び差が詰まっていく。
セントジョージの82番は前に上がってきたり後ろに下がったりを繰り返す。
残りの距離を消化していきラスト40km辺りで逃げとの差が1分内に縮まりチラチラと姿が見える。
そこからコントロールのペースが緩み、様子見モードへ。
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そこからパラパラとアタックがかかる。
セントジョージが綺麗に潰して一度集団が落ち着く。
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右から左からアタックが頻発しては吸収される状態を繰り返し、集団が伸びたり縮んだりを繰り返す。
マルコスやサルバも動き出している。
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脚を使わないように後ろに付くだけにしていると後ろから追いついたマルコスがそのままアタック。
橋の登りに入る。
トマやサルバもそれぞれの位置からアタックするが、橋の距離が短いことと今日はアタック合戦が比較的すぐに終わりセントジョージが安定してコントロールしていたことで脚の残っている選手が多く集団が伸びるだけに終わる。
下りでアタックした選手に反応して自分も先行するものの逃げを決めるには至らず。
そこからミックスされた集団でアタックと吸収を繰り返しながらゴールまでの距離を縮めていく。
ラスト3kmを切ったところで今日はゴールスプリントになると判断し、動きを切り替える。
5番手あたりを常にキープできるように動き、足を使わないように気を付ける。
サルバに「調子はいいか?」と聞かれたので「いい感じ」と答えると「よし」と言って集団の牽引に入ってくれる。
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そこから2回ほど集団内での位置を調整しゴールスプリントへ。
ここだ!と感じたタイミングで飛び出したのがラスト400。
一度は先頭まで出るがゴールまでが遠すぎる。
失速していき、本格的にスプリントを始めた選手に一気に抜かされる。
結果17位ゴール。
ラスト1分間530W
スプリント開始からは595W
後半の失速が激しい。
感想
今日は集団一つでのゴールスプリント。
昨日と違い、アタックが連続したせいで各チームイマイチ列車が組めていない感じのゴールスプリントだった。
先頭付近での位置取りがもっと上手くなり、落ち着いてスプリントに挑めるようになればもっと上位でゴールできるようになると思う。
成績は出ていないが学ぶことが多く、挑戦してみたいことが増える良いレースだったと感じた。
明日は最終日、連日が平坦ステージということでトップ以外は大きなタイム差が付いておらず、中間スプリント一つでUCIポイント圏内にまで順位を上げることが出来る。
気合を入れて挑戦してきたい。
キツさレベル
7
セントジョージの後ろで休めていたので比較的楽であった。
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アスリチューンさんが最後に作り出した運動中のエネルギー補給を目的とした補給食。
曰く「エネルギー量を上げるのは簡単、だけど味と栄養素を重視すると困難」とのことで、良質のエネルギーを美味しく摂取できるように考えられています。
原材料にお金がかかり過ぎて困っているようです。
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