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ツール・ド・サンルイス 2日目

ツール・ド・サンルイス2日目が無事終了しました。
結果は3分17秒遅れの54位
総合では結構上がり51位
今日の順位がそのまま総合になってる感じです。



以下レース前の様子
今日は昨日と打って変わりアルゼンチンらしい晴天。
スタート地点がかなり近かったこともあり事前にホテルでミーティングを済まし、ロードで移動しました。
ミーティングでの自分への指示はラストの登りまで集団待機で登りで全力という指示。
自分の予想していた指示と同じだったので安堵しつつも、ワールドツアークラスの選手の登坂にどこまで付けるか挑戦出来ることに期待と千切られる不安を感じていました。
レースのコースは185kmのアップダウンでラストの5kmが平均7%の登りでゴールというコースです。
今回も指示と目的が一致していたので緊張しつつも安心してスタート出来ました。


以下レースレポート

毎度の如く開始直後のアタック合戦でペースアップ。
アタック合戦に参加しないので直接は関係無いが、今回はスタート直後から登っているので間接的に被害をこうむる。笑
結構キツく登りが終わった頃には集団も若干分断していだが確実に繋がるので落ち着いて集団内で待つことに。
繋ぎに行くためにかなりペースが上がり集団が伸びる。

いきなり右前の選手が上方に吹き飛んで落車。笑
何人か巻き込まれるが無事にパス。
車道と歩道を分ける白線上に不定期にいきなり縁石が現れるため、それに突っ込んだ様子。
歩道の真ん中は安全なのでそちらに待避。
先でも縁石を避け損なったのか右の路肩に突っ込んでる選手がちらほら。
いきなり歩道の真ん中に縁石が現れた。笑
間一髪で交わして無事。たぶん昔にトラックにでも轢かれて移動したんだろうと予想。

30分程して逃げが決まったようでペースが落ち着く。
かなりキツかったが、今日は前半は調子が上がってこないかもと予想していたので問題なし。
そこからアップダウンを繰り返しレースが進む。
ちらっと見えたタイム差は5分。先頭は白いジャージがコントロール。

途中で結構な腹痛に襲われる。
今までのレース経験で一度もそんなことが無かっただけに結構不安。アルゼンチンに来てからお腹の調子が若干悪かったのでここで一気に来たのだろうか?
そのまま我慢しレース続行。

ラスト40kmへ
逃げとのタイム差は2分程に
ここら辺りから位置取りもシビアになり出すので集中力を一気に高める。たぶんアドレナリンが出だしたおかげで便意も無くなる。笑
この頃には足の調子も上がってきており予想通り。

位置取りの途中でポッツォの後ろをキープするため、一度無理矢理クイックステップの選手の前に入った。入る際に邪魔だという意味でお尻を横から叩かれ無視したが、抜き返された際にヘルメットの顎紐を引っ張られた。
抜かれ様に結構睨まれた怖かったので、目を合わせると危険と思い真っ直ぐ前を見続けていると後ろでグロースが笑っていた。笑

そしてラスト7kmを切り。グロースにいい位置まで上げて貰い、そこから自力で集団の動きを利用して前方へ。かなり前で登りに突入し登坂開始。
ペースに頑張って付いていくが登坂開始1km、ラスト4kmでブッ千切れる。笑
やはりペースが半端なく足が限界状態。
しかしあと4kmもある。
絶望を感じながらも自分の限界ギリギリのペースで登る。
途中でクライマーのベルラートとポッツォに抜かれる。
残りの距離を確認するが減りがかなり遅く逆に疲れる。笑
さらにNIPPOのチームカーに後ろにつかれ「行けっ行けっ」と応援されるが限界。笑
何度も踏むのをやめたくなりながらラスト1kmのゲートを潜り、そのままゴール。


以下感想

今日は落車もせず登りもトップグループで入れたので良かったが、もう少し付いていきたかったと思った。
今日は昨日と違って初っぱなから高負荷でコース設定がアップダウンだったことで全体的にキツかったが、思ったように走れてよかった。
でも今回のような山が中盤などにあった場合そこでレースが終了してしまうためもっと登坂力を付ける必要があると感じた。
ここから疲れも溜まってきて明日以降はふるい落としがかかるかもしれないので集中して走っていきたいと思う。
明日は平坦の176km初日の風向きから推測すると常に横風の可能性があるので気を付けていきたい。


余談
1,レース終了後にベルラートから、レース中に自分のヘルメットの顎紐を引っ張った相手がカベンディッシュだったと教えられて戦慄した。笑

2,今日はレース後にホテルが近かったのでそのままロードで山を下ったのだが、一緒に台車で下ったメカニックのアンドレアがノーヘル、ランニングシューズで物凄い勢いで下っていき千切られた。笑

3,レース終了後にレース中は引いていた腹痛がぶり返し急いでトイレに駆け込んだが、全てガスだった。笑
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