ツアー・オブ・タイランド 4日目
CATEGORYレースレポート
クラス:2.1クラス ステージレース
開催地:タイ
日程:4月4日
距離:145km
天候:晴れ
開催地:タイ
日程:4月4日
距離:145km
天候:晴れ
平均ワット:196W
最大ワット:925W
※パワー2マックスでの測定
出場チームメイト:1トマ・ルバ、2新城雄大、3マルコス・ガルシア、4サルバドール・グアルディオラ、5中島康晴、6山本元喜
レース前のミーティング
山岳で絞り込みが起きる可能性があるので、逃げに乗れれば乗っていく。
また、セントジョージの動きに気を付ける。
レースレポート
パレード中にいつものように前方待機。
一応アタックに反応できるように先頭に出ておく。
様子を見ていると、セントジョージのアシスト選手が集団の先頭に出ている。
ここからのパターンとしては、ファーストアタック直後にセントジョージが集団を蓋するか、逃げを決めさせない、のどちらか。
とりあえずスタートアタックには反応するようにして、その後の動きを観察する。
パレード走行が終わり、レースが始まる。
スタートアタックに反応して飛びだすが、昨日のようには決まらず。
動きつつ様子を見ていると、セントジョージのアシスト選手がお手本のような逃げ潰しを行っていた。
これは簡単には逃げが決まらないと判断し、セントジョージのチェックに入る。
決まる可能性があるとすれば、セントジョージの選手が加わっている逃げのみ。
何度も飛び出しが生まれるが、そのたびに潰される。
スタートから10数km程のところで、中島さんを含む数名が先行。
これが逃げになるか? というところで強烈な登りが始まる。
飛び出しは一度捕まり、振り出しへ。
登りの途中で、イルミネートの選手2人がアタックし、それにインタープロの選手が反応する。
セントジョージのリーダーが動いたのにマルコスが反応し、付く。
自分もそこに反応し、セントジョージのリーダーがやめたところで、そのまま踏んでいく。
無線から「マルコスが付いているから、そのまま踏んでペースを上げてくれ」という指示が出たので、ゴリゴリ踏んでペースを上げる。
踏み続けて後ろを振り返ると、マルコスはいない。
代わりに6人ほどで抜け出している。
これはこれで、悪くない、と思い、先頭を代わり後ろに付く。
無理に抜け出す必要は無いので、後ろに付いていく。
最初に抜け出した3人はそのまま登っていき、自分たちの小集団がメイン集団に追いつかれる。
この間、2分半420W。
完全に踏み過ぎている。
普通ならインターバルを挟んで休憩するところだが、そうも言っていられない。
登りは続く。
登り出しのダメージに苦しみながらも付いていく。
登りの途中で追加で逃げたい選手がアタックを繰り出し、前に抜け出していく。
一番最後にトマがアタックして抜け出していく。
セントジョージのコントロールするメイン集団はそれを見送る。
一定のペースを刻んで登り切り、メイン集団は下りへ。
3分先に3人が逃げており、そこから1分遅れたところにトマを含む3名がいる。
52kmを山頂とする2回目の山岳ポイントでトマは前に追いつき、6人の逃げ集団が形成される。
メイン集団は依然、セントジョージのコントロールが続く。
タイム差3分ほどのまま、山岳ポイントではないがキツイ登りを越える。
頂上手前で一度、集団からは遅れたが結構な人数が自分の後ろにいたので、そのメンバーと共に集団に復帰する。
少し長いアップダウンが連続するコースを進んでいく。
登りで少し苦しみながらも集団に付いていき、平坦区間に入ったところでラスト40km。
タイム差が6分まで開いていたらしい。
そこから始まる猛追。
始めにNIPPOがローテーションに加わる。
タイム差がジワジワ詰まっていく。
だが、残りの距離に対しての詰まり方が緩い。
途中からはヘンクシャも加わり追走をかけるが、ラスト15kmを切った時点でタイム差2分。
それまでの強烈な猛追にも関わらず、このタイム差という事は逃げ切りは確定的。
その証拠に、ローテーションに加わっていた選手が一人、また一人、と下がってくる。
最後にはセントジョージのリーダーが自ら牽引して差を詰めにかかるが結局詰まり切らず。
トマを含む6名の集団が1分強のタイム差を付けてゴールした。
トマは逃げ集団でスプリントをして3位に入った。
感想
今日は体感的には少し楽に感じていたが、脚の疲労度的には結構、きていた。
特に最初の登りで全力で踏み続けたのがかなり疲労を蓄積したと思う。
今日の結果で総合順位の2~4位をキナンが独占しているので、これを守れるように動いていきたい。
明日のレースもハードなコースなので気合を込めて挑みたい。
キツさレベル
7
登りで踏み過ぎた。
チームスポンサー商品紹介
FULCRUM SPEED 40T
フルクラムが新発売したRACING SPEEDの後継モデル。
今回のレースで使用しています。
ワイドリム&ローハイトで重量面と空力面の両方を追求しています。
今回のようなある程度の距離があり勾配が急な坂のあるコースで本領を発揮します。
登りでの軽さと踏み込んだ際の加速の反応の良さが売りです。
ハードコースでの決戦ホイールというのにふさわしいホイールです。 amazonをお気に入り登録される際はこちらからどうぞ!
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最大ワット:925W
※パワー2マックスでの測定
出場チームメイト:1トマ・ルバ、2新城雄大、3マルコス・ガルシア、4サルバドール・グアルディオラ、5中島康晴、6山本元喜
レース前のミーティング
山岳で絞り込みが起きる可能性があるので、逃げに乗れれば乗っていく。
また、セントジョージの動きに気を付ける。
レースレポート
パレード中にいつものように前方待機。
一応アタックに反応できるように先頭に出ておく。
様子を見ていると、セントジョージのアシスト選手が集団の先頭に出ている。
ここからのパターンとしては、ファーストアタック直後にセントジョージが集団を蓋するか、逃げを決めさせない、のどちらか。
とりあえずスタートアタックには反応するようにして、その後の動きを観察する。
パレード走行が終わり、レースが始まる。
スタートアタックに反応して飛びだすが、昨日のようには決まらず。
動きつつ様子を見ていると、セントジョージのアシスト選手がお手本のような逃げ潰しを行っていた。
これは簡単には逃げが決まらないと判断し、セントジョージのチェックに入る。
決まる可能性があるとすれば、セントジョージの選手が加わっている逃げのみ。
何度も飛び出しが生まれるが、そのたびに潰される。
スタートから10数km程のところで、中島さんを含む数名が先行。
これが逃げになるか? というところで強烈な登りが始まる。
飛び出しは一度捕まり、振り出しへ。
登りの途中で、イルミネートの選手2人がアタックし、それにインタープロの選手が反応する。
セントジョージのリーダーが動いたのにマルコスが反応し、付く。
自分もそこに反応し、セントジョージのリーダーがやめたところで、そのまま踏んでいく。
無線から「マルコスが付いているから、そのまま踏んでペースを上げてくれ」という指示が出たので、ゴリゴリ踏んでペースを上げる。
踏み続けて後ろを振り返ると、マルコスはいない。
代わりに6人ほどで抜け出している。
これはこれで、悪くない、と思い、先頭を代わり後ろに付く。
無理に抜け出す必要は無いので、後ろに付いていく。
最初に抜け出した3人はそのまま登っていき、自分たちの小集団がメイン集団に追いつかれる。
この間、2分半420W。
完全に踏み過ぎている。
普通ならインターバルを挟んで休憩するところだが、そうも言っていられない。
登りは続く。
登り出しのダメージに苦しみながらも付いていく。
登りの途中で追加で逃げたい選手がアタックを繰り出し、前に抜け出していく。
一番最後にトマがアタックして抜け出していく。
セントジョージのコントロールするメイン集団はそれを見送る。
一定のペースを刻んで登り切り、メイン集団は下りへ。
3分先に3人が逃げており、そこから1分遅れたところにトマを含む3名がいる。
52kmを山頂とする2回目の山岳ポイントでトマは前に追いつき、6人の逃げ集団が形成される。
メイン集団は依然、セントジョージのコントロールが続く。
タイム差3分ほどのまま、山岳ポイントではないがキツイ登りを越える。
頂上手前で一度、集団からは遅れたが結構な人数が自分の後ろにいたので、そのメンバーと共に集団に復帰する。
少し長いアップダウンが連続するコースを進んでいく。
登りで少し苦しみながらも集団に付いていき、平坦区間に入ったところでラスト40km。
タイム差が6分まで開いていたらしい。
そこから始まる猛追。
始めにNIPPOがローテーションに加わる。
タイム差がジワジワ詰まっていく。
だが、残りの距離に対しての詰まり方が緩い。
途中からはヘンクシャも加わり追走をかけるが、ラスト15kmを切った時点でタイム差2分。
それまでの強烈な猛追にも関わらず、このタイム差という事は逃げ切りは確定的。
その証拠に、ローテーションに加わっていた選手が一人、また一人、と下がってくる。
最後にはセントジョージのリーダーが自ら牽引して差を詰めにかかるが結局詰まり切らず。
トマを含む6名の集団が1分強のタイム差を付けてゴールした。
トマは逃げ集団でスプリントをして3位に入った。
感想
今日は体感的には少し楽に感じていたが、脚の疲労度的には結構、きていた。
特に最初の登りで全力で踏み続けたのがかなり疲労を蓄積したと思う。
今日の結果で総合順位の2~4位をキナンが独占しているので、これを守れるように動いていきたい。
明日のレースもハードなコースなので気合を込めて挑みたい。
キツさレベル
7
登りで踏み過ぎた。
チームスポンサー商品紹介
FULCRUM SPEED 40T
フルクラムが新発売したRACING SPEEDの後継モデル。
今回のレースで使用しています。
ワイドリム&ローハイトで重量面と空力面の両方を追求しています。
今回のようなある程度の距離があり勾配が急な坂のあるコースで本領を発揮します。
登りでの軽さと踏み込んだ際の加速の反応の良さが売りです。
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