ツール・ド・シアク 3日目
CATEGORYレースレポート
クラス:2.2クラス ステージレース
開催地:インドネシア
日程:9月21日
距離:?km
天候:晴れ
開催地:インドネシア
日程:9月21日
距離:?km
天候:晴れ
平均ワット:264W
最大ワット:1102W
※パワー2マックスでの測定
出場チームメイト:1山本元喜、2椿大志、3トマ・ルバ、4マルコス・ガルシア、5サルバドール・グアルディオラ
レース前のミーティング
今日は全ステージ通して一番アップダウンが激しいステージなので、リーダーチームのトレンガヌの崩壊を狙い、逃げを狙って動いていく。
レースレポート
今日はスモッグ回避のために午前中からのレースになった。

それでもスモッグは発生しており、レース距離も短縮されての85kmとなっていた。
京も例日のごとく、集団先頭でパレードを終え、ハイスピードに加速したままレース開始。
今日の時速は53km也。
全員慣れたもので、綺麗に棒状一列になった状態からのアタック合戦開始。
数回アタックと吸収を繰り返したのちに、椿を含む5名程が先行を開始する。
リーダーチームのトレンガヌは決めさせたいような動きをするが、ブリッヂを仕掛けたい選手が多く、落ち着かない。
シアクに架かる橋で自分もアタックし、一気に前との差を詰める。
橋を下ったところで追いつき、後ろを確認するとNEXのロイックも付いて来ていたが、集団は離れている。
これを決めれるとかなりのチャンスと思い、先頭に出てローテーションを回すが、集団に追いつかれる。
そしてそこからアタック合戦がまだまだ続く。
トレンガヌ的には1人や2人といった極少人数を逃がしたいようで、そういった場合の際にペースを落とす。
しかし、逃げる側もそんな逃げ切りの可能性の無い逃げを決めたいわけもなく、あまり踏まないので差が広がらない。
集団では、追加で逃げを作ろうか、という動きが生まれアタックがかかる。
そういう状況が繰り返され、ペースが安定しない。
トレンガヌのアシスト選手が必死にコントロールしており、かなり消耗している。
総合順位を引っ繰り返したいキナンにとっては好都合なので、積極的に攻撃を仕掛け続ける。
特に4人逃げが決まりそうになった際、などには多少強引でも無理やりブリッヂを仕掛けることで、振り出しに戻す。
何度か動いたタイミングで、自分を含む4名で抜け出すこともあった。
メンバーには総合上位でないイランの選手も含まれていた。
本来であれば自分と一緒に逃げると、チームメイトが自分に総合順位を逆転される可能性があるイランの選手は飛び出しを潰す動きをするはずなのだが、なぜか積極的に自分から牽きまくっていた。
なんかおかしいな……、と思っていると、やはり集団内では総合上位のイランのチームメイトがブチ切れて怒鳴っていたらしく、集団に吸収された際に「なんで総合上位の選手と逃げているんだよ、馬鹿野郎!」ってな感じで捲し立てられていた。
そこからもアタックは連続し、トマを含む8名近くが先行する。
本来であれば、即座に差を詰めて潰さなければいけない状況であるにもかかわらず、コントロールしているトレンガヌの選手は差を詰めない。
というより、詰めることが出来ない。
懸命に牽いてはいるが、見るからに疲弊しており、マジで力尽きる5秒前、といった雰囲気。
その真後ろに付き、失速するのを待つ。
トレンガヌのアシストが力尽きたところで、アタックして一気に前にブリッヂをかける算段。
合流できれば逃げ切りの可能性が非常に高い。
今か今か、とタイミングを見計らっていると、先行する集団の前に入ったコミッセールカーがペースを落とし、レースを止める。
停車したコミッセールカーから審判が出て切て「キャンセル!」とレースの中止を宣言する。
理由は、スモッグの状況が非常に悪く、健康に悪影響が出る可能性が高いため。

この判断で一番喜んだのはトレンガヌ。
あと一息で、コントロールが崩壊する、という場面まで追い込まれていたこともあって、嬉しさからか「ごめんね!ありがとう!」等と訳の分からないことを言って喜んでいた。
限界まで追い込まれた姿を見ていただけに、気持ちが分からなくもないが。
他の選手もレースの中止に特に抗議することもなく「はーい、中止―」といった雰囲気で、配布されていたマスクを受け取り、Uターンしてホテルへ帰っていった。

感想
スタートから若干濃いめであったスモッグが、さらに濃くなってしまってのレース中止という結果で煮え切らずに終わってしまった。
スモッグは濃かったが、脚や肺の調子は悪くなかったので、もったいなかった感覚はあったが健康には変えられない。
最終日の明日に賭けたい。
キツさレベル
4
中止になったので20km弱しか走れなかったので楽。
チームスポンサー商品紹介
ワコーズ パーツディグリーザー
ブレーキやギア回りといった外に出ている部分の油汚れを落とすのに最適な洗浄剤です。
少量でも十分に汚れを落とすことができるうえ、生分解度も非常に高く環境にも配慮されています。
リキッドタイプなので繰り返し使えることもオススメのポイントです。
匂いもかなり抑えられているので周りに気にすることなく使うことができます。
ぜひ試してみてください! amazonをお気に入り登録される際はこちらからどうぞ!
山本元喜のYouTubeチャンネルはコチラ!
山本元喜の本はコチラ!
最大ワット:1102W
※パワー2マックスでの測定
出場チームメイト:1山本元喜、2椿大志、3トマ・ルバ、4マルコス・ガルシア、5サルバドール・グアルディオラ
レース前のミーティング
今日は全ステージ通して一番アップダウンが激しいステージなので、リーダーチームのトレンガヌの崩壊を狙い、逃げを狙って動いていく。
レースレポート
今日はスモッグ回避のために午前中からのレースになった。

それでもスモッグは発生しており、レース距離も短縮されての85kmとなっていた。
京も例日のごとく、集団先頭でパレードを終え、ハイスピードに加速したままレース開始。
今日の時速は53km也。
全員慣れたもので、綺麗に棒状一列になった状態からのアタック合戦開始。
数回アタックと吸収を繰り返したのちに、椿を含む5名程が先行を開始する。
リーダーチームのトレンガヌは決めさせたいような動きをするが、ブリッヂを仕掛けたい選手が多く、落ち着かない。
シアクに架かる橋で自分もアタックし、一気に前との差を詰める。
橋を下ったところで追いつき、後ろを確認するとNEXのロイックも付いて来ていたが、集団は離れている。
これを決めれるとかなりのチャンスと思い、先頭に出てローテーションを回すが、集団に追いつかれる。
そしてそこからアタック合戦がまだまだ続く。
トレンガヌ的には1人や2人といった極少人数を逃がしたいようで、そういった場合の際にペースを落とす。
しかし、逃げる側もそんな逃げ切りの可能性の無い逃げを決めたいわけもなく、あまり踏まないので差が広がらない。
集団では、追加で逃げを作ろうか、という動きが生まれアタックがかかる。
そういう状況が繰り返され、ペースが安定しない。
トレンガヌのアシスト選手が必死にコントロールしており、かなり消耗している。
総合順位を引っ繰り返したいキナンにとっては好都合なので、積極的に攻撃を仕掛け続ける。
特に4人逃げが決まりそうになった際、などには多少強引でも無理やりブリッヂを仕掛けることで、振り出しに戻す。
何度か動いたタイミングで、自分を含む4名で抜け出すこともあった。
メンバーには総合上位でないイランの選手も含まれていた。
本来であれば自分と一緒に逃げると、チームメイトが自分に総合順位を逆転される可能性があるイランの選手は飛び出しを潰す動きをするはずなのだが、なぜか積極的に自分から牽きまくっていた。
なんかおかしいな……、と思っていると、やはり集団内では総合上位のイランのチームメイトがブチ切れて怒鳴っていたらしく、集団に吸収された際に「なんで総合上位の選手と逃げているんだよ、馬鹿野郎!」ってな感じで捲し立てられていた。
そこからもアタックは連続し、トマを含む8名近くが先行する。
本来であれば、即座に差を詰めて潰さなければいけない状況であるにもかかわらず、コントロールしているトレンガヌの選手は差を詰めない。
というより、詰めることが出来ない。
懸命に牽いてはいるが、見るからに疲弊しており、マジで力尽きる5秒前、といった雰囲気。
その真後ろに付き、失速するのを待つ。
トレンガヌのアシストが力尽きたところで、アタックして一気に前にブリッヂをかける算段。
合流できれば逃げ切りの可能性が非常に高い。
今か今か、とタイミングを見計らっていると、先行する集団の前に入ったコミッセールカーがペースを落とし、レースを止める。
停車したコミッセールカーから審判が出て切て「キャンセル!」とレースの中止を宣言する。
理由は、スモッグの状況が非常に悪く、健康に悪影響が出る可能性が高いため。

この判断で一番喜んだのはトレンガヌ。
あと一息で、コントロールが崩壊する、という場面まで追い込まれていたこともあって、嬉しさからか「ごめんね!ありがとう!」等と訳の分からないことを言って喜んでいた。
限界まで追い込まれた姿を見ていただけに、気持ちが分からなくもないが。
他の選手もレースの中止に特に抗議することもなく「はーい、中止―」といった雰囲気で、配布されていたマスクを受け取り、Uターンしてホテルへ帰っていった。

感想
スタートから若干濃いめであったスモッグが、さらに濃くなってしまってのレース中止という結果で煮え切らずに終わってしまった。
スモッグは濃かったが、脚や肺の調子は悪くなかったので、もったいなかった感覚はあったが健康には変えられない。
最終日の明日に賭けたい。
キツさレベル
4
中止になったので20km弱しか走れなかったので楽。
チームスポンサー商品紹介
ワコーズ パーツディグリーザー
少量でも十分に汚れを落とすことができるうえ、生分解度も非常に高く環境にも配慮されています。
リキッドタイプなので繰り返し使えることもオススメのポイントです。
匂いもかなり抑えられているので周りに気にすることなく使うことができます。
ぜひ試してみてください! amazonをお気に入り登録される際はこちらからどうぞ!
山本元喜のYouTubeチャンネルはコチラ!
山本元喜の本はコチラ!