ニュージーランド・サイクリング・クラシック 1日目
CATEGORYレースレポート
クラス:2.2クラス ステージレース
開催地:ニュージーランド
日程:1月15日
距離:122km
天候:曇り
開催地:ニュージーランド
日程:1月15日
距離:122km
天候:曇り
平均ワット:201W
最大ワット:1046W
※パワー2マックスでの測定
出場チームメイト:1トマ・ルバ、2中島康晴、3山本元喜、4椿大志、5新城雄大、6山本大喜
レース前のミーティング
それぞれが目標を持っていレースに挑む。
今日の目的が自分は逃げを狙って動くという作戦。
レースレポート
やってきましたニュージーランド!
ここは南国、南半球!
温暖な気候で日本の寒さも何のその!
のハズが、寒い。

それもそのはず、赤道からの距離で考えれば秋田程に離れているニュージーランド。
そして、今回レースが行われるマスタートンの周辺は年間の過去最高気温が30℃くらいというかなりの涼しさ。
太陽が出ていない時間帯は長袖を着用しないとかなり寒いし、部屋は暖房を付けている状態。
日本に比べればまだ暖かいと言えるが、ポッカポカとkらはほど遠い。
そんな中でのロードレース。
昨年末から結構ガッツリと練習はしてきたのでコンディション的には悪くない。
しかし、今回の出場選手の大半である南半球の選手はシーズン真っただ中。
このレースの直前にもオーストラリア選手権が行われていたように、絶好調間違いなし。
正直、どこまで勝負できるかは分からない。
しかし、チャンスが無いわけでもない。
自分の可能性にチャレンジして、今シーズンの好スタートを切りたいところ。
自分の今日の目標は逃げること。
しかし、シーズン初戦という事もあって、脚の使い過ぎには注意が必要。
最低限の目標として5日目の最終日には出走しなければならない。
逃げは狙いたいが、動き過ぎには十分注意する。
レースは朝の10時からスタート。
まだ肌寒い時間帯ではあったが、半袖半パンでスタートする。
筋肉量の多い自分は動きだすとすぐに体が暖まるので、長袖を着てスタートすることは滅多にない。
5km程のパレードを終えてレースが始まる。

スタート直後から先頭に居座り、動きを見て逃げに反応していく。
平坦基調のレースという事もあって、オールアウトすると二度と集団に帰ってこれない危険があるので、いつもよりは少し慎重に反応する対象を見定める。
スタート直後に逃げが決まらなかったので、5km地点にある中間スプリントまでは集団が一つのままだと確信し、動かないようにする。
中間スプリントを終えたところで少しずつ動き始める。
あまり自分からは動かないようにしつつ、サプラやセントジョージ、オリバーといった、脚のある選手の動きに合わせて抜け出しに加わり、逃げを狙う。
何度か動いていくが、決まらない。
1本1本動くごとにしっかりとインターバルを挟み、脚が終わらないように気を付ける。
基本は後追いの動きに乗っかて行くだけだが、何度か自分からも仕掛けてみた。

いずれも決まる気配は無く、多少の先行はあってもすぐに追いつかれる。
そうこうしている内に、45kmの本日唯一の山岳ポイントが近づいてくる。
山岳ポイントでの分断を警戒すべきか? と身構えていたが、5km程手前で7名程がアタックして行く。
そこに遅れて反応した選手と一緒に前を追う。
前に合流することができ、登りに向けて先行する。
後ろを振り返ると、集団が結構離れていたので「これは山岳賞狙えるかも」などと淡い期待を抱く。
淡い期待と書いたことでも分るように、山頂まで1kmの看板を過ぎ、勾配がキツくなり始めたところで、集団に追いつかれる。
追いつかれたところで、集団から別のメンバーがアタックして行く。
自分はそれを見送り、絶対に遅れないように集中しながら、集団の前方で登りを耐える。
山頂が見え始めたところで少し休むために力を抜き、少しだけ位置を下げながら山頂を通過する。
山頂を通過したところで10名程が先行する状態。
下って平坦に入ったところで、前へのブリッヂを試みてみるが、失敗して集団に帰って来る。
その後に、他のチームが追い始め前の10人から踏み止めて集団に戻って来た選手もおり、4人が見える位置で先行した状態で再び登る。
コースプロファイルでは先ほどの山岳と同じくらいの高さまで登っていたので、1kmくらいは続くはず。
登り出してすぐにトマを含む登れるメンバーがアタックしていく。
自分は先ほどのブリッジに失敗したダメージもあってそこには反応できず。
反応しても遅れていたかのうせいが高かった。
頂上付近でブリッヂを仕掛けようか、と思い前に上がっていくが結構速い。

頂上が見えた時に少し悩んだが、集団で待機することを選択。
その少し後に、大喜が単独でアタックし、頂上を超えて下ったところで前に追いついた。
先行するトマと大喜を含む10名以上に対して、集団は一度お見合い状態になる。
牽引するチームが現れず、このまま先行したメンバーが逃げ切りになりそうな雰囲気が出る。
チームとしては大喜とトマが入っているので問題ないが、個人的には前に加わっておきたかった。
とりあえず今日は仕方がない、と考え集団に待機しているとしばらくして、ブラックスポークが牽引を開始する。
恐ろしい勢いで。
見る見るうちに差が詰まっていき、射程圏内に逃げが収まる。
このまま吸収されるか? と思いながら見ていると、集団の先頭がアタックし逃げに向かってブリッヂ。
もし集団が失速すると、逃げ切りが確定する! と急いで自分も前に上がり、他の選手と一緒にブリッヂ。
結局、集団が追いついてきて吸収され、逃げ集団から吸収前にアタックして行った大喜含む数名もすぐに捕まり、振り出しに戻る。
しかし、この一連の動きの結果、集団内に「今日は逃げ切りは無い」という雰囲気が漂い、2名の抜けだしが容認され、それを追った1人も無視された結果、3人逃げが生まれて集団が落ち着いた。
一時的には2分差ほどまでにタイムが開いたが、有力チームが集団を牽引ししっかりと逃げを潰す。
ラスト10km程から前に上がるために固まって動くが、過密状態で分断と合流を繰り返す。
はぐれてから、ラスト6kmから単独で前に上がっていくが、恐ろしく速く、風も強く結構脚を使う。
しかし、ここで下がってしまっては意味がないと頑張って踏ん張って前に上がっていく。
ラスト1kmの右コーナーを30番手辺りで曲がる。
曲がった先で、集団が分裂。
先頭10人ほどが離れている。
差を埋めるために踏み出した選手の後ろに付くが、脚がバキバキでかなり辛い。
ラスト600m辺りから登りゴールに向けて勾配が上がる。
後ろから他の選手に抜かれていくが、諦めずに、少しでもタイム差を少なくするために踏み続けてゴール。

ラスト6kmが7分20秒で平均出力330W
ラスト6kmから登りが始まるまでのド平坦4.8kmの平均時速が53km
ラスト1.4kmが2分14秒で423W
19秒遅れの43位。
上位12位までオーストラリアとニュージーランドの選手が独占。
感想
シーズン初戦の初日ではあるが、悪い感覚ではなかった。
高負荷の領域では力不足を感じるが、心肺的な辛さも無く、コンディションは良い。
しかし、シーズン真っただ中のニュージー・オージー勢とまともに勝負できるか、というと正直辛い部分はある。
平坦で勝負しても可能背は無いので、逃げや登りでいい動きをして、自分に有利な展開になるのを望むしかない。
冷静に、状況を観察して最適な動きができるように走っていきたい。
キツさレベル
7
久々のレース強度で脚が痛い。
チームスポンサー商品紹介
トップスピードウルトラミネラルタブレット

チームにレース中の補給食を提供して頂いているパワースポーツさんのボトルに溶かして使う電解質ドリンク用タブレットです。
錠剤タイプなので取り扱いが楽です。
ほぼカロリーが含まれていないため、こぼしてもベタベタしないのは自分的にはかなり嬉しいポイントでもあります。
カロリーが入ってはいませんが、スズメバチエキスが入っているのでたぶん脂肪の燃焼効果が高まるのではないでしょうか?(要検証)
含まれるミネラルに関しても通常のスポーツドリンクでは摂取しきれない「ナトリウム、カリウム、マグネシウム、リン」が含まれています。
爽やかなグレープフルーツ味で、炭酸感もあるため美味しく飲むことが可能です。
またパッケージに関しても開封後に持ち運びしやすいジッパー式であるため、トレーニングやレースで持ち運ぶことも可能です。
タブレットの大きさもペットボトルの口から入る大きさなので作り置きも可能です。
1つのパッケージに20粒入っており5Lの電解質ドリンクを作ることが出来るので、経済的&ドリンク切れの心配をしなくて済みます! amazonをお気に入り登録される際はこちらからどうぞ!
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最大ワット:1046W
※パワー2マックスでの測定
出場チームメイト:1トマ・ルバ、2中島康晴、3山本元喜、4椿大志、5新城雄大、6山本大喜
レース前のミーティング
それぞれが目標を持っていレースに挑む。
今日の目的が自分は逃げを狙って動くという作戦。
レースレポート
やってきましたニュージーランド!
ここは南国、南半球!
温暖な気候で日本の寒さも何のその!
のハズが、寒い。

それもそのはず、赤道からの距離で考えれば秋田程に離れているニュージーランド。
そして、今回レースが行われるマスタートンの周辺は年間の過去最高気温が30℃くらいというかなりの涼しさ。
太陽が出ていない時間帯は長袖を着用しないとかなり寒いし、部屋は暖房を付けている状態。
日本に比べればまだ暖かいと言えるが、ポッカポカとkらはほど遠い。
そんな中でのロードレース。
昨年末から結構ガッツリと練習はしてきたのでコンディション的には悪くない。
しかし、今回の出場選手の大半である南半球の選手はシーズン真っただ中。
このレースの直前にもオーストラリア選手権が行われていたように、絶好調間違いなし。
正直、どこまで勝負できるかは分からない。
しかし、チャンスが無いわけでもない。
自分の可能性にチャレンジして、今シーズンの好スタートを切りたいところ。
自分の今日の目標は逃げること。
しかし、シーズン初戦という事もあって、脚の使い過ぎには注意が必要。
最低限の目標として5日目の最終日には出走しなければならない。
逃げは狙いたいが、動き過ぎには十分注意する。
レースは朝の10時からスタート。
まだ肌寒い時間帯ではあったが、半袖半パンでスタートする。
筋肉量の多い自分は動きだすとすぐに体が暖まるので、長袖を着てスタートすることは滅多にない。
5km程のパレードを終えてレースが始まる。

スタート直後から先頭に居座り、動きを見て逃げに反応していく。
平坦基調のレースという事もあって、オールアウトすると二度と集団に帰ってこれない危険があるので、いつもよりは少し慎重に反応する対象を見定める。
スタート直後に逃げが決まらなかったので、5km地点にある中間スプリントまでは集団が一つのままだと確信し、動かないようにする。
中間スプリントを終えたところで少しずつ動き始める。
あまり自分からは動かないようにしつつ、サプラやセントジョージ、オリバーといった、脚のある選手の動きに合わせて抜け出しに加わり、逃げを狙う。
何度か動いていくが、決まらない。
1本1本動くごとにしっかりとインターバルを挟み、脚が終わらないように気を付ける。
基本は後追いの動きに乗っかて行くだけだが、何度か自分からも仕掛けてみた。

いずれも決まる気配は無く、多少の先行はあってもすぐに追いつかれる。
そうこうしている内に、45kmの本日唯一の山岳ポイントが近づいてくる。
山岳ポイントでの分断を警戒すべきか? と身構えていたが、5km程手前で7名程がアタックして行く。
そこに遅れて反応した選手と一緒に前を追う。
前に合流することができ、登りに向けて先行する。
後ろを振り返ると、集団が結構離れていたので「これは山岳賞狙えるかも」などと淡い期待を抱く。
淡い期待と書いたことでも分るように、山頂まで1kmの看板を過ぎ、勾配がキツくなり始めたところで、集団に追いつかれる。
追いつかれたところで、集団から別のメンバーがアタックして行く。
自分はそれを見送り、絶対に遅れないように集中しながら、集団の前方で登りを耐える。
山頂が見え始めたところで少し休むために力を抜き、少しだけ位置を下げながら山頂を通過する。
山頂を通過したところで10名程が先行する状態。
下って平坦に入ったところで、前へのブリッヂを試みてみるが、失敗して集団に帰って来る。
その後に、他のチームが追い始め前の10人から踏み止めて集団に戻って来た選手もおり、4人が見える位置で先行した状態で再び登る。
コースプロファイルでは先ほどの山岳と同じくらいの高さまで登っていたので、1kmくらいは続くはず。
登り出してすぐにトマを含む登れるメンバーがアタックしていく。
自分は先ほどのブリッジに失敗したダメージもあってそこには反応できず。
反応しても遅れていたかのうせいが高かった。
頂上付近でブリッヂを仕掛けようか、と思い前に上がっていくが結構速い。

頂上が見えた時に少し悩んだが、集団で待機することを選択。
その少し後に、大喜が単独でアタックし、頂上を超えて下ったところで前に追いついた。
先行するトマと大喜を含む10名以上に対して、集団は一度お見合い状態になる。
牽引するチームが現れず、このまま先行したメンバーが逃げ切りになりそうな雰囲気が出る。
チームとしては大喜とトマが入っているので問題ないが、個人的には前に加わっておきたかった。
とりあえず今日は仕方がない、と考え集団に待機しているとしばらくして、ブラックスポークが牽引を開始する。
恐ろしい勢いで。
見る見るうちに差が詰まっていき、射程圏内に逃げが収まる。
このまま吸収されるか? と思いながら見ていると、集団の先頭がアタックし逃げに向かってブリッヂ。
もし集団が失速すると、逃げ切りが確定する! と急いで自分も前に上がり、他の選手と一緒にブリッヂ。
結局、集団が追いついてきて吸収され、逃げ集団から吸収前にアタックして行った大喜含む数名もすぐに捕まり、振り出しに戻る。
しかし、この一連の動きの結果、集団内に「今日は逃げ切りは無い」という雰囲気が漂い、2名の抜けだしが容認され、それを追った1人も無視された結果、3人逃げが生まれて集団が落ち着いた。
一時的には2分差ほどまでにタイムが開いたが、有力チームが集団を牽引ししっかりと逃げを潰す。
ラスト10km程から前に上がるために固まって動くが、過密状態で分断と合流を繰り返す。
はぐれてから、ラスト6kmから単独で前に上がっていくが、恐ろしく速く、風も強く結構脚を使う。
しかし、ここで下がってしまっては意味がないと頑張って踏ん張って前に上がっていく。
ラスト1kmの右コーナーを30番手辺りで曲がる。
曲がった先で、集団が分裂。
先頭10人ほどが離れている。
差を埋めるために踏み出した選手の後ろに付くが、脚がバキバキでかなり辛い。
ラスト600m辺りから登りゴールに向けて勾配が上がる。
後ろから他の選手に抜かれていくが、諦めずに、少しでもタイム差を少なくするために踏み続けてゴール。

ラスト6kmが7分20秒で平均出力330W
ラスト6kmから登りが始まるまでのド平坦4.8kmの平均時速が53km
ラスト1.4kmが2分14秒で423W
19秒遅れの43位。
上位12位までオーストラリアとニュージーランドの選手が独占。
感想
シーズン初戦の初日ではあるが、悪い感覚ではなかった。
高負荷の領域では力不足を感じるが、心肺的な辛さも無く、コンディションは良い。
しかし、シーズン真っただ中のニュージー・オージー勢とまともに勝負できるか、というと正直辛い部分はある。
平坦で勝負しても可能背は無いので、逃げや登りでいい動きをして、自分に有利な展開になるのを望むしかない。
冷静に、状況を観察して最適な動きができるように走っていきたい。
キツさレベル
7
久々のレース強度で脚が痛い。
チームスポンサー商品紹介
トップスピードウルトラミネラルタブレット

チームにレース中の補給食を提供して頂いているパワースポーツさんのボトルに溶かして使う電解質ドリンク用タブレットです。
錠剤タイプなので取り扱いが楽です。
ほぼカロリーが含まれていないため、こぼしてもベタベタしないのは自分的にはかなり嬉しいポイントでもあります。
カロリーが入ってはいませんが、スズメバチエキスが入っているのでたぶん脂肪の燃焼効果が高まるのではないでしょうか?(要検証)
含まれるミネラルに関しても通常のスポーツドリンクでは摂取しきれない「ナトリウム、カリウム、マグネシウム、リン」が含まれています。
爽やかなグレープフルーツ味で、炭酸感もあるため美味しく飲むことが可能です。
またパッケージに関しても開封後に持ち運びしやすいジッパー式であるため、トレーニングやレースで持ち運ぶことも可能です。
タブレットの大きさもペットボトルの口から入る大きさなので作り置きも可能です。
1つのパッケージに20粒入っており5Lの電解質ドリンクを作ることが出来るので、経済的&ドリンク切れの心配をしなくて済みます! amazonをお気に入り登録される際はこちらからどうぞ!
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