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ジェイコ・ヘラルドサン・ツアー 1日目

クラス:2.1クラス ステージレース
開催地:オーストラリア
日程:2月05日
距離:121km
天候:晴れ



平均ワット:165W
最大ワット:1058W
※パワー2マックスでの測定
出場チームメイト:1中島康晴、2トマ・ルバ、3マルコス・ガルシア、4サルバドールグアルディオラ、5山本元喜、6椿大志、7新城雄大

オーストラリアの南側、メルボルンから少し離れた地域で開催されている、1クラスのステージレース。
参加チームには、EF、ミッチェルトン、サンウェブ、イスラエルなど、ワールドチームが4つも出場する豪華さ。
ちなみにレース名のジャイコはキャンピングカーの製作会社、ヘラルドサンは地元の新聞会社らしい(椿談)

レース前のミーティング

初日は平坦という事もあって、基本的には様子見の姿勢で挑む方針になる。
チャンスがあれば動いていくが、レースの雰囲気や各自のコンディションの把握がメインになってくる。
集団スプリントであれば、中島さんをエースにして動くことになる。


レースレポート

今日の朝の感覚的にはコンディションはあまり良い感じではない。
少し移動疲れが残っている、という感じで体の動きが少し鈍い。
レースは5日間あり、途中にはかなり登るステージもある。
初っ端から飛ばし過ぎてはゴール出来ない可能性もあるので注意が必要。
特に今日は様子見の方向性をかなり強めに持っていく。
パレード走行中も無理には前に出ず、集団内で様子見。
自分の周辺にもワールドチームの選手が走っており、やっぱりオーラを感じる。
というよりは単純にデカい。
今回のような平坦が多いレースでは体がデカい方が有利なこともあり、大きい選手が出場しがち。
周りを見渡すと、視線の位置に脇腹が結構ある。
イスラエルを中心にワールドチームが先頭に集まっており、展開があまり分からない。
スタートアタックを逃がすつもりなのか、ワールドチーム同士で打ち合うつもりなのか。
前者なら楽だが、後者なら地獄を見ることになるだろう。
サンウェブの選手がパンクしたことでパレード走行の距離が伸びたが、レーススタート。
直後に一瞬ペースが上がったが、すぐに落ち着く。
これはスタートアタックが決まったな、と思い先頭に目を向けると、6人が先行している。
キナンの選手が誰か入っており、中島さんか? 雄大か? と周りを見ると二人ともいる。
椿が逃げに入っていた。
ワールドチーム的にはその逃げを決めさせるつもりだったようだが、3kmを過ぎた辺りで広い道に出ると抑えきれなくなり、アタックが連続する。
50km以上で走り出した集団によって、しばらく逃げ続けた6人も吸収され、振り出しに戻る。
その後に、軽くアタックについて行ってみたが、決まる気配なし。
今日は自分の日ではないな、と判断し大人しくしておくことにする。
いろんなチームが高速で巡行する集団からアタックしては吸収される。
全開のニュージーランドに来ていたチームも多く。
圧倒的な力を見せていたブラックスポークや、ブリッジレーンといった、チームが攻撃する側に回っているのは、不思議な光景。
しばらく打ち合いが続いた後、16km地点辺りでペースダウン。
4人逃げが決まり、少しの間のリラックスタイムが始まる。
今日のリラックスタイムはあまり長くなく、24km辺りから、ワールドチームが選手を出し合って、結構良いペースのコントロールが始まる。
今日の風は弱くはないが、強くもない、という微妙な感じ。
横風の分断については油断はできないが、そこまでシビアになる必要もなさそう。
中盤程までは結構神経質になり、前方を位置取れるように動いていた。
基本的にはローテーションに選手を送り込んでいるワールドチームが1列で並び、その後ろを各チームが取りあうという形。
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入れ替わり立ち代わり、前に上がっては、前に上がられを繰り返しており、前に上がったはずが、気が付けば集団後方、なんてことはザラ。
しばらくの間はキナンで固まって動いていたが、徐々に今日は横風の分断が無い、という確信に変わってくる。
後半の頃には集団の最後尾近くで走り、コーナー等で風向きが変わりそうな時や、他のチームが前上がり始めたタイミングにだけ反応する。
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結局、集団は分断されることとなくゴールに向かう模様。
ラスtお30kmを切ったあたりから、ゴールスプリントに向けてアシストするべく、前に上がっていく。
集団のペースは少しずつ上がっており、位置取りの争いはさらに激しさを増していた。
雄大と一緒に、サンウェブの後ろに入れたのでしばらくその位置で、状況を見守る。
ラスト15kmを切ったあたりから、トマ、サルバ、中島さんに合流し、位置を取りに行く。
必要なことが無いか中島さんに確認しながら、後ろから上がってくる他チームの選手と位置取りの争いを続けるが、かなり激しい。
ラスト5kmを切ったところではぐれてしまい、どうしようかと考えていると、後ろからセントジョージが列車を組んで上がって来たので、乗っかる。
そのまま先頭まで出てしまったが、することが無いので下がる。
下がっている最中に、中島さんが集団の前方で位置取り争いで、他の選手とぶつかり合っている姿を確認する。
これ以上は大丈夫かな、と思い集団の後方に下がる。
それ以降も集団の動きは凄く、ワールドチーム同士が列車を組んで争っており、何度も先頭が分かれては合流を繰り返していた。
まるで、2匹の蛇がぶつかり合っているように見る。
凄い光景だな……、なんて呑気なことを考えつつも、かなり踏み続け、遅れないように気を付けて、集団でゴールした。
集団先頭ではワールドチーム同士がゴールスプリントで勝負し、中島さんが8位に入った。
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感想

レース自体の強度は言うほど高くなかったが、体感的な疲労度は結構高かった。
思った以上に体の動きが良くなかったので、しっかりリカバリーを挟んで、レース期間中に何か動けるようにコンディションを立て直したい。


キツさレベル

レース自体の辛さはそこまで無かった。

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