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ジャイコ・ヘラルドサン・ツアー 4日目

クラス:2.1クラス ステージレース
開催地:オーストラリア
日程:2月8日
距離:105km
天候:晴れ



平均ワット:212W
最大ワット:807W
※パワー2マックスでの測定
出場チームメイト:1中島康晴、2トマ・ルバ、3マルコス・ガルシア、4サルバドールグアルディオラ、5山本元喜、6椿大志、7新城雄大

オーストラリアの南側、メルボルンから少し離れた地域で開催されている、1クラスのステージレース。
参加チームには、EF、ミッチェルトン、サンウェブ、イスラエルなど、ワールドチームが4つも出場する豪華さ。
ちなみにレース名のジャイコはキャンピングカーの製作会社、ヘラルドサンは地元の新聞会社らしい(椿談)

レース前のミーティング

今日は最後の登りに集中。
トマ、マルコス、サルバが登りに前方で入りやすいようにアシストする。
それ以外の部分に関しては横風に注意しながら走る。


レースレポート

今日は前半の逃げが決まるまでが一つ目の危険個所。
打ち合いになる可能性もあり、それに加えて横風が吹くようなことがあれば、レースがかなり荒れる。
様子を見ながら、何か起きそうであれば前に上がらなければならない。
中盤辺りでパレードを終え、レースが始まる。
一瞬ペースが緩み、逃げが決まったか!?と期待したが、すぐに集団が再加速。
追い合いが始まる。
初っ端に20人近くが先行する形になり、かなりのハイペースで追っているが、横風ではないこともあって、比較的マシ。
最初の抜け出しが捕まった後に10km地点過ぎで8人逃げが決まり、集団のペースが落ち着く。
そこからは6人で集まって位置取りしつつ走る。
50km手前の山岳ポイントを過ぎるが、登り続ける。
むしろ瞬間的な勾配としては過ぎてからの方がキツイ。
かなり苦しみながら、集団後方で下りに入る。
山岳ポイントまでの登りが緩めだったのに対して、下りは直線的なうえにかなり急で超高速で下る。
後方で下りに入ったせいもあって、自分の前でブチブチと集団が千切れている。
ヤバイ、と思いながらも時速80km越えの状態では加速手段が存在せず。
下った先で前のペースが緩むことを期待するしかない。
下った先で集団が登り返しているのが見える。
集団の先頭でサンウェブがローテーションを開始している。
絶望しかない。
下り切り、全力で追うが差が詰まり切らない。
あと一歩のところまでは詰めれたが、それ以上はオールアウトしてしまう。
一度踏むのを緩め、チームカーの車列に紛れ込む。
一旦回復させ、前が緩んだタイミングで一気に追いつく。
追いついてからは息を整えるために休む。
油断していたわけではないが、動きが悪すぎたのは否めない。
今のペースアップで逃げとのタイム差が詰まり過ぎたらしく、少ししてから一気にペースが落ちる。
その後、山に向けての位置取りが始まりだす。
集まって前方に少しずつ上がっていく。
自分の仕事は、ゴールまで15km地点の登り開始まで。
そこまでにアシストが出来るように様子を伺う。
ゴールまで20kmの辺りから本格的に前に上がり始める。
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その後、ゴールまで17kmの辺りからほぼ先頭に出る。
サンウェブの横にEFが並んでおり、その横に出る。
そのまま並走しながら位置をキープして粘る。
山頂まで15km近いところまで牽き、勾配がきつくなる手前で離脱。
そこからはペースを落として走る。
しばらくすると集団から千切れ始める選手が増えてきたので、そこに合流し、緩めのペースで山頂まで登り切った。
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先頭では、マルコスが9位でトマが10位に入った。



感想

第4ステージという事で筋肉への疲労が蓄積している感覚があった。
下った先で離れてしまったが、上手く追いつけたので良かったと思う。
連日辛いヘラルドサンツアーも明日の4kmの周回22周で最終日。
なのだが、最終日は毎年DNFを大量生産しているらしく、最後の最後まで滅茶苦茶辛いことが予想される。
心折れずに頑張って走りたい。


キツさレベル

連日の疲れの蓄積によりかなり辛い、集中を切らさずに明日を乗り越えるべく頑張りたい。

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