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ロードのプロ選手は、競技をいつ辞めたくなるのか?

CATEGORY選手生活
今回は自分が「自転車競技をやめたくなったことはあるのか?」という質問にお答えします!
これまでの経験から、辞めたくなったポイントを紹介していきます!



今回いただいた質問はコチラ!
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漢字の間違いはあるのは気にしない方向で行きます!
誰にでも失敗はありますからね!
で、辞めたくなった時、ですが、そんなものいくらでもあります。
思ったように成績が出なかったとき、練習していたのに力が発揮できなかったとき、落車で大事なレースがパーになったとき。
思いがけずに心が折れた時にはいつも「あぁ、選手やめてぇ……」なんて思っていました。
特に大学生の頃を中心とした若い時期には特に多かったです。
大学卒業後にプロを目指すのか、はたまた引退して職を探すのか、選択の余地があったという事もあり、辞めるかどうかは常に悩むわけです。
その状況下で、上手くいかないことがあれば「やめたい」と思うのもしょうがなかったと思います。
ヨーロッパに渡ってからも、辞めたく成るタイミングは非常に多かったですね。
いわゆる「国内で高成績を収め、イケイケ状態」で挑んだヨーロッパのレースで、指で鼻糞を弾くが如く粉砕され、プライドと共に心も何度も折れました。
レース開始早々にDNFを食らい、チームバスの中で一人さみしくチームメイトの帰りを待つ悲しさは今でも忘れられません。
自分がいかに弱いか、選手と名乗る価値があるのか、無駄な時間を過ごしているのではないか、といった不安が一気に襲ってきます。
しかし意外と、自分が降りて少ししてチームメイトもDNFを食らったりもするので「まぁ、大丈夫か」などと速攻でメンタル回復したりもするのですが。

辞めたいと思ったときに、いかに早くメンタルリカバリー出来るかも、選手にとっては重要ですね。

ヨーロッパで「挑戦」という目標を掲げていた期間はメンタルクラッシュによる、引退願望も頻発していたわけですが、国内に帰って来てからは引退を考えることは減りました。
色々と理由はあるのですが、選手活動を仕事、と捉えるようになったというのは大きいです。
結婚や子供が生まれた、という事もあって引退による失業が自分だけの問題ではなくなったわけです。
多少成績が悪かろうが、思った通りに行かなかろうが、堪えて次に備えなければならなくなったのです。
なので、国内に帰って来てからは「やめたくなる」なんて考えることは無くなりました。
逆に「いつまで続けれるのか」や「どのレベルまで行けるのか」というプラス面に付いて考えることは増えた気がします。

なので、質問の内容に対しては「昔はよく辞めたくなっていたが、今はそんなことは無い」というのが良い具合な答えかと思います。

選手を続けることに悩んだ時期も多くありましたが、今は続けていることを後悔していません。
もし自転車を続けるか悩んでいる読者の方がいるのであれば、とりあえず続けてみることをお勧めします。
瞬間的に大きく悩んでいても、時間が経つと意外と悩みが小さくなる、なんてことはよくあることですから、一時の感情で物事を諦めるのはもったいないと思うからです。 amazonをお気に入り登録される際はこちらからどうぞ!

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