Genki一杯

デパンネ3日目

デパンネ3日目のレースレポートです。
今日は午前中に110kmのレース。
平坦で石畳も無いが、風の影響で横風と追い風区間が相当キツイと予想できていました。




レース前のミーティング

午後からのTTのことは一切考えなくて良いから午前のレースに集中しろという指示が出ました。
そもそも午後は走れない可能性の方が大きいので午前の110kmだけに全力を尽くすつもりでスタートへ。

レースレポート

パレードも終了し集団がアタック合戦と共に伸びていく。
昨日に簡単には逃げが決まったので今日もその可能性があるんじゃないか?と前方へ。
やはりアタックのペースがそこまで速くないので前に上がれる。
右脇腹も痛いが昨日ほどでは無いので我慢できる。
先頭に出ることができ、他の選手のアタックに自分も乗る。
アタックした感じも悪くない。
3度ほど行き、自分的には決まるんじゃないか?と思ったこともあったが吸収されてしまった。
一度吸収されて飲み込まれてしまっては再び上がるのにはかなり時間がかかる。
上がろうともがいている内に逃げが決まりペースが落ちる。
いつの間にか道が狭くなっていき、細めの2車線になり、歩道を使って右から選手が上がっていく。
気付けば最後尾に。
上がっているのには意味があるのだろうと自分も歩道を使って上がる。
大きな段差が何度か連続しタイミングを合わせて飛び越える。
しかし、タイミングを失敗し段差の角に前輪が直撃!
衝撃でボトルが2本吹き飛ぶ。
前輪もパンクし一気に制動が悪くなる。
走れないと判断し路肩で前輪を外しチームカーを待つ。
急いで交換し再スタート。
車列を使って上がろうとするが、追い風区間のため集団が速く追い付けない。
小さなロータリーも有るため車列が減速しては加速を繰り返しキツイ。
何とか追い付いたと思い、前を見ると追い付いたのは若干千切れたグループ。
メイン集団に追い付くためにペースが上がる。
かなりキツイがとにかく我慢する。
メイン集団のペースが落ちて追い付く。
「やっと休めるか?」と思っていると左へ直角に曲がる。
今までが追い風だったので右からの横風に。
一瞬だけ我慢したが、棒状一列で左の歩道と路肩ギリギリまで寄り切り耐えきれずに千切れる。
そこから再び車列を使うが、車に付いても風がキツイ。
更に左膝の痛みまで出だす。
痛みで力が入りにくくやっと前に追い付いたと思ったら。
8人の千切れた集団だった。
残り50kmほどの地点だった。
そこからローテーションに入りもしたが、膝の痛みが徐々に大きくなり付いているだけでになってくる。
踏み方を工夫したりもしたが、踏み込めないのでペースが遅いのにキツイ。
走り切りたいという思いがあったので頑張ってみたが、これ以上無理をすると悪化して怪我が酷くなると判断し、車に回収されてDNF。

感想

前半は体の感じも悪くないと感じていたので無念だった。
左膝は疲れたり寒かったりすると痛みが出やすいのでケアして次のレースに備えたい。
今回のレースではずっとキツイとしか思えなかったが、これほどまでキツくなる追い込みは練習では絶対に出来ないのでかなりのトレーニングになったと思う。
しかし本来はトレーニングでは無くレースをしないといけないので情けない。
ボロ雑巾のようになるまで引きずり回されて集団最後尾に貼り付けにされたが、コテンパンにされるのはいつもの事なのでしつこい位に諦めず、強くなれると信じ続けて耐え続けたい!
「自分が苦しんでいるときは強くなっているときだ」と思って頑張っていく。
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