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山本元喜のサドルの後退幅の決め方に関する見解

CATEGORY回答
今回はサドルの後退幅に関する質問にお答えしました。
後退幅をどうやって決めるべきか悩んでいる方はぜひ見てください!



質問
サドル後退幅がUCI規則ギリギリの5cmにしたとして、一般的に言われてる膝蓋骨から重りをを垂らした先がペダル軸を通るセッティングは関係ないということなんでしょうか?
それとも山本選手の場合サドルギリギリ前にした状態がそのセッティングになるのでしょうか?
クリート位置や大腿の長さオフセット量で変わるのは承知してるんですがプロのセッティングに興味があるので教えていただけると幸いです。(原文ママ)

回答
そもそも、一般的に言われているこのセッティングの理論がイマイチ不明な気がしています。
皆がやっているから正しいというのは説得力はあっても理論的ではない気もしますし。
そして何よりこのセッティングに関しては自分がロードバイクを始めたころから存在しています。
10年以上前の情報となります。
今風とはあまり言えません。
否定的なことばかり記述していますが、全否定したいわけではありません。
自分が思うにこの方法は一番初めに買った自転車のポジションを出すために有効なのです。
始めてロードバイクに乗る人にとってポジション出しは全くの未知の世界です。
そんな人が何も分からずに「四頭筋で踏むと速いよ!」なんて言いながらサドルを限界まで前に突き出したを作り出す。
そういう悲劇が起きないように作り出された方法なのではないのでしょうか?
自分も一番初めは質問者さんの方法でサドル位置を決めた記憶があります。
ですが、そのポジションと速く走れるポジションは違います。
トレーニングを積んでくれば筋力も付きますので、その筋力をより効果的に使うポジションに変化していくのです。
そういうポジションを一般の人が真似ると痛みが出る危険性もあります。
筋力があるからこそ使えるポジションだということです。
自分がトレーニングを積んでいくうちに導き出したのが今のポジションだというだけで、他のプロ選手にはその選手のポジション設定があると思います。
自分のポジション設定に関しても、体幹の筋力がある前提のポジションなので下手に真似すると肩や腰に痛みが出ると予想しています。

ポジションを変える際にはそれに耐えれる筋力を付ける必要があるということですね。
「ポジションを変えたから急に速くなる!」ということは絶対にあり得ません。
それは勘違いです。
トレーニングによって作り上げた体に最適なポジションを見つけ出すことによって出力を効率よく推進力に帰ることが出来ます。
そして筋力をつけるためのぉ~……
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