ツール・ド・フローレス 日常編 その1
CATEGORY遠征
個人としてもチームとしても今シーズン最大の成績を残すことが出来た「ツール・ド・フローレス」、かなりハードなレースでした。
今回はどれほどハードなレースだったかについてです。
今回はどれほどハードなレースだったかについてです。
レースがハードだったと言っても今回の内容はレースについてではありません。
レースのハードさについては連日アップしていたレースレポートを参考にしてください。
では、一体何についてなのか?と言いますと生活についてです。
以前にも記述したことがあると思いますが、アジアのレースは「選手としての強さ」と共に「人間としての強さ」を求められる過酷なレースです。
特に2クラスともなれば過酷さは素晴らしい物です。
アジアのレースに参加している選手に課せられる試練をぜひ知って下さい。
とは言ったものの、今回のレースはアジアの2クラスという事を踏まえて考えると悲惨さはまだマシな物でした。
こう言えるのはアジアのレース慣れしたキナンサイクリングチームのスタッフの方々が危険を察知して下さって即座に対応して下さったからに他なりません。
あのサポートが無ければ今回経験した以上に悲惨な事態が待っていたことは確実で、本当に助けていただきました。
そしてここからはそのサポートが有ったにもかかわらず回避できなかった悲惨さの紹介になります。
まずインドネシアへの移動。
今回のレースはインドネシアのフローレス島で行われたため首都ジャカルタに1泊後、更に2回の飛行機移動がありました。
ジャカルタへの到着後自分の娘が生まれていることを知り、生まれてくれて嬉しいやら、立ち会えなくて悲しいやらで混乱していました。
ジャカルタでの起床は朝2時半、そこから朝4時半の飛行機でエルタリへ。
9時にエルタリに到着します。
次のフライトが午後4時前。
しかも飛行機がプロペラ機のため持ち込める荷物は各自8.5kgという制限付き。
バイク等々の荷物は全てエルタリに置き去りで翌日の朝4時にホテルに届けると伝えられます。
フローレス島に到着し、ホテルに入ったのが確か6時?
疲れがピークに達しておりあまり記憶にありません。
この1泊目のホテルが早速中々のカオス具合でした。
・小さい部屋にエクストラベッドを押し込んだ3人部屋。
・シャワーを浴びると便器に水がかかるほど狭いユニットシャワー。
・シャワーはお湯が出ず、それどころかときどき水すら出ず。
・時々発生する停電。
・白米以外安心して食べれない食事。
到着早々、メンタルに70のダメージが入りました。
メンタル残り30。
食事に関しては到着した日にスタッフの方が炊飯器と白米を現地購入しに行ってくださったおかげで、その日以降は確実に安全な白米を食べることが出来るようになりました。
以前に悲惨さの極みともいえる「ツール・ド・シンカラ」を経験したことが有った自分ですが、久々のアジアツアークオリティーにかなり面食らってしまいました。
やはり定期的に酷い目にあっていないと感覚が鈍りますね。
人間追い込まれてこそ新たな力が発揮されます。
今回に関しては出発直前まで出産に気を取られていたこともあり、アジア対策を全くできていませんでした。
それも重なり初日は完全にキャパオーバー、何もせずに寝ました。
そして2日目、初日のアナウンスでは早朝の4時にバイクを含む残りの荷物が到着するという話でした。
朝起きて1回に降りるが荷物は到着しておらず。
届いていない以上、何もすることができずレース前にトラブルに巻き込まれるのも怖いので出歩くことも出来ず、ホテルに缶詰め状態で荷物の到着を待ちます。
だいたい2時間ごとに「あと2時間で到着する」という謎な情報を貰いながら待てど暮らせど荷物は届かず。
結局、夕方の6時に荷物が到着。
前日にトレーニングすることなくレースに挑むという事態になりました。
レースの内容に関しては下記のリンクからどうぞ!
ツール・ド・フローレス 1日目
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では、一体何についてなのか?と言いますと生活についてです。
以前にも記述したことがあると思いますが、アジアのレースは「選手としての強さ」と共に「人間としての強さ」を求められる過酷なレースです。
特に2クラスともなれば過酷さは素晴らしい物です。
アジアのレースに参加している選手に課せられる試練をぜひ知って下さい。
とは言ったものの、今回のレースはアジアの2クラスという事を踏まえて考えると悲惨さはまだマシな物でした。
こう言えるのはアジアのレース慣れしたキナンサイクリングチームのスタッフの方々が危険を察知して下さって即座に対応して下さったからに他なりません。
あのサポートが無ければ今回経験した以上に悲惨な事態が待っていたことは確実で、本当に助けていただきました。
そしてここからはそのサポートが有ったにもかかわらず回避できなかった悲惨さの紹介になります。
まずインドネシアへの移動。
今回のレースはインドネシアのフローレス島で行われたため首都ジャカルタに1泊後、更に2回の飛行機移動がありました。
ジャカルタへの到着後自分の娘が生まれていることを知り、生まれてくれて嬉しいやら、立ち会えなくて悲しいやらで混乱していました。
ジャカルタでの起床は朝2時半、そこから朝4時半の飛行機でエルタリへ。
9時にエルタリに到着します。
次のフライトが午後4時前。
しかも飛行機がプロペラ機のため持ち込める荷物は各自8.5kgという制限付き。
バイク等々の荷物は全てエルタリに置き去りで翌日の朝4時にホテルに届けると伝えられます。
フローレス島に到着し、ホテルに入ったのが確か6時?
疲れがピークに達しておりあまり記憶にありません。
この1泊目のホテルが早速中々のカオス具合でした。
・小さい部屋にエクストラベッドを押し込んだ3人部屋。
・シャワーを浴びると便器に水がかかるほど狭いユニットシャワー。
・シャワーはお湯が出ず、それどころかときどき水すら出ず。
・時々発生する停電。
・白米以外安心して食べれない食事。
到着早々、メンタルに70のダメージが入りました。
メンタル残り30。
食事に関しては到着した日にスタッフの方が炊飯器と白米を現地購入しに行ってくださったおかげで、その日以降は確実に安全な白米を食べることが出来るようになりました。
以前に悲惨さの極みともいえる「ツール・ド・シンカラ」を経験したことが有った自分ですが、久々のアジアツアークオリティーにかなり面食らってしまいました。
やはり定期的に酷い目にあっていないと感覚が鈍りますね。
人間追い込まれてこそ新たな力が発揮されます。
今回に関しては出発直前まで出産に気を取られていたこともあり、アジア対策を全くできていませんでした。
それも重なり初日は完全にキャパオーバー、何もせずに寝ました。
そして2日目、初日のアナウンスでは早朝の4時にバイクを含む残りの荷物が到着するという話でした。
朝起きて1回に降りるが荷物は到着しておらず。
届いていない以上、何もすることができずレース前にトラブルに巻き込まれるのも怖いので出歩くことも出来ず、ホテルに缶詰め状態で荷物の到着を待ちます。
だいたい2時間ごとに「あと2時間で到着する」という謎な情報を貰いながら待てど暮らせど荷物は届かず。
結局、夕方の6時に荷物が到着。
前日にトレーニングすることなくレースに挑むという事態になりました。
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