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ツール・ド・サンルイス2016 4日目

ツール・ド・サンルイス 4日目

 

クラス:1クラス ステージレース

開催国:アルゼンチン

距離:140km


天候:晴れ

 

コースはサン・ルイスを出発し北上後右折し山岳に入りセッロ・エル・アマゴにゴールするコース。

128.7kmに3級山岳ポイント、138.1km地点に1級山岳ポイント、33.5kmと117.5km地点に中間スプリントポイント地点が設置されていた。

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レース前のミーティング

 

ホテルのロビーでミーティング後に車で移動、スタート前にいつも通り監督のジュリアーニに話を聞きに行く。

今日も回復する事を考えて走るようにという指示。

無理なく走って最後の登りも他のメンバーと一緒に登ればいい、今日は他のメンバーも登りでは全力を出さず余裕を持って登ると言っているので気にしなくていい、明日は平坦のコースで逃げるチャンスもあるのでそこで力を出せるように備えておくように、と言われる。

という事で今日も回復日。

 

 

レースレポート

 

全員で並びに行ったが、早く並びに行きすぎたようで先頭に並ぶことになった。

スタートのアーチの下で日陰なのでそこまで問題ないが、今日も暑い。

連日暑い日のレースが続いている、雨はおろか曇る気配すらない。

徐々にスタート時間が近づき自分たちの後ろに選手が並びだす。

スタートの少し前にはティンコフのジャージを着たヴィットリオ・ブルモッティがロードバイクで飛び跳ねまくっている。

彼はイタリア人初のバイクトライアル世界チャンピオンでYouTubeにも動画が上がっている。

NIPPOのコッリと友達で、今回の遠征のアルゼンチンでの乗り継ぎ待ちの際に「お前がヤマモトか!コッリから面白いという話を聞いている!」と言って笑顔で握手してくれた。

ブルモッティが居なくなってレース開始。

先頭からスタートしたがパレード走行の内に集団内に下がって行く。

逃げたい選手がわらわらと前に上がって来るので後ろに下がる分には何の不自由も無い。

集団の中盤辺りまで下がったところでリアルスタート地点を通過。

レースが始まる。

今日はスタート前から北からの風が強く、レース中はほとんど向かい風。

その為集団内にいるといつも以上に楽に走ることが出来る。

逃げる為のアタックの仕掛け合い(アタック合戦)が始まるが向かい風の影響もありあまり速度は上がっていない。

あまり積極的に逃げたい雰囲気も感じられず集団先頭が団子状態になったりしている。

その原因は今日のコース設定にある。

今日はコースの最後に10kmで700m以上登る登りが設定されており逃げ切りがあり得ない。

逃げたい選手が居るとすれば途中に設定されている中間スプリント地点でポイントを稼いでポイントリーダージャージを獲得したい選手か、目立ちたい選手だろう。

 

2日目のレースレポートでは書き忘れていたが、この逃げることで目立つというのはかなり重要な部分である。

レースのテレビ中継の映像では、かなりの頻度で逃げている選手の姿が映される。

2日目のレースの終盤ではほとんど逃げ集団の映像しか映っていなかった。

ロードレースの選手が着用しているジャージにはチームをスポンサードしてくれている企業のロゴや名前がプリントされている。

逃げて映像に多く映ることでスポンサードしてくれている企業の宣伝にもなるのである。

 

最終的に30kmの手前でNIPPOのスタキオッティを含む逃げが決まった。

そこからのメイン集団はかなりペースを落としてリラックスタイム。

40km手前から再びペースが上がりだしたが、逃げ集団の速度が向かい風の影響で上がっていないこともあり、そこまで速くはならない。

その間自分はチームメイトの近くに行ったり、チームカーを呼んでボトルを貰いチームメイトに運んだり、それ以外の時は楽な位置を探して集団内をフラフラしていた。

自分的にはやはりワールドツアーチームの後ろに入るのが安全かつ楽であると感じた。

本格的にペースが上がりだしたのは110km手前からである。

進行方向が南に変わったことによる追い風の影響と登りを集団前方で入る為の位置取り争いの為だろう。

 

登りを集団前方で入る理由は、集団の後方で登りに入ってしまうと単純に先頭との距離の差分速く登る必要があるし、前方から遅れてくる登りが遅い選手に足止めを食らう可能性が高いからだ。

登りで勝負する選手は体脂肪だけでなく不必要な筋肉も落とすことで極限まで体重を軽くしており、そういった選手はクライマーと呼ばれている。

今、集団のペースを上げているのはそのクライマーがいるチームのアシスト選手だ。

アシスト選手はチームメイトのスプリンターやクライマーを勝たせるために身を粉にして先頭を引いたり逃げたりする。

 

自分は登りに先頭で入りたいわけではないので集団中盤で付いて行っているだけだが、集団前方は少しでも前方で登りに入ろうとする選手でかなりの密度になっている。

何度も落車が起きかけて急ブレーキがかかり集団前方と離れる。

そのたびに速度を上げて集団前方に追いつく。

このインターバールこそがまさに集団中盤以降にいるデメリットだ。

最終的に大きな音と急ブレーキと共に落車が発生。

しかし道路の中央には誰もこけておらず、その代わりに両方の路側帯の外側の芝生に10人くらいの選手が吹き飛んでいた。

そこで集団前方からかなり遅れてしまう。

自分以外にも遅れた選手はかなりいた為、協力して前方に追いついた。

結構しんどく息を整えているうちに徐々に登りがキツクなっていく。

今日のコースは去年も同じコースを走った。

キツメの登りを1回挟んでから結構な距離の平坦区間が存在する。

去年は早すぎるタイミングで集団から遅れた為その平坦区間を一人で走る羽目になった。

それを覚えていたので少し頑張って集団に付いて行く。

そのおかげで今年は平坦区間を集団と一緒に走れた。

平坦区間後に本格的な登りが始まり、本気で登るつもりのないメンバーと共に40人くらいでグルペットを作ってゴールまで一緒に走った。

 

 

感想

 

今日も回復させようと思いながら走ることが出来たのでかなり楽に走ることが出来たと思う。

2日連続である程度休むことが出来たと思うので、明日以降はまたチャンスが有れば掴めるように頑張っていきたいと思う。

去年もそうだったが最後の登りはかなり長いと感じた。

 

 

キツさレベル

最後の登りだけはある程度しんどいとも感じたが、その原因はほとんどが暑さのせいだったと思う。

登れば登るほど気温が下がるので徐々に楽になっていったような気もした。

チームの為に動く仕事もほとんど無かったので良い具合に休むことが出来たと思う。

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| レースレポート その他 | 12:20 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ブルモッティ笑。
明日の逃げ期待してますよーー。

| まみぐ | 2016/01/22 18:07 | URL | ≫ EDIT















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