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ツール・ド・熊野 3rdステージ

クラス:2.2クラス ステージレース
開催国:日本
日程:6月4日
距離:100km

天候:晴れ
出場チームメイト:ジャイ・クロフォード、マルコス・ガルシア、リカルド・ガルシア、トマ・ルバ、山本元喜、中島康晴

熊野地域で開催される4日間のステージレース。
キナンが主催していることもありチームにとってシーズンで一番重要なレース。


レース前のミーティング

大まかに説明するとステージと総合のジャンプアップのために全員が逃げに乗りに行くという作戦。
ようするに総攻撃。


レースレポート

本日のレースはパレード無し。
スタート前に少し道路を往復してウォームアップ後、スタートラインに先頭で並ぶ。
今日は逃げに乗れれば総合ジャンプアップの大チャンス、やる気満々。
号砲でレーススタート。
ペダルキャッチも完璧。
いきなり反応するのは危険なので様子を見て展開を観察する。
自分としては逃げ切りたいので比較的人数の多い逃げに入りたい。
しかし、そこに上位の選手が入ってくると総合3位のマルコスの順位を落とすことになってしまうのでローテーションには加われない。
逆に言えば、そういう逃げに入れば脚を休めつつ優位に立つことができる。
逃げが決まらないまま登りの麓へ。
と思ったら急に左に曲がり、小さな駐車場をぐるりと1周回る。
自分が学生の時(6年前)には無かったレイアウト。
この周回のせいで平坦の勢いが完全に殺された状態で500mの登りが始まる。
これは辛い。
特に油断して集団中盤に居たために伸びた集団がなおさら辛さを際立たせる。
頑張ってもがいて集団に付いて行く。
緩いアップダウンの区間に入って少し脚を休めれる。
休んだところで先頭に上がり、本格的にアタック合戦に参加。
動いて行くが決まらない。
下った先の平坦部分でブリヂストンのモニエがアタック。
これはチャンスと思い後ろから追う。
ジワジワ詰めたところで下りに入る。
キュルキュルと下りを攻めるモニエから離れてしまう。
下り切ったところで後ろを振り返るとすぐ後方に集団が迫っていたので一旦吸収される。
そこからの集団ではモニエが先行した状態でアタック合戦が続く。
自分もアタックに加わり逃げの入ろうと試みるが決まらない。
再び登りに入る。
総合上位の選手がアタックを仕掛けて集団のペースが上がる。
必死で食らいつく。
短いだけに勢いとパワーで登り切るので体感的に昨日よりも辛い。
登りで抜け出すのは無理、位置を下げざる負えない状態で登る。
登り切って脚が回復したら集団先頭に上がってアタック。
3周目に入る。
再び登りで死にかける。
ここに来て「平坦でアタックしているから登りが辛い」と気付く。
これ以上繰り返すと集団から千切れかねない。
少し動きを抑えて4周目へ。
登り終わった後の緩やかなアップダウンで逃げが決まる。
反応できず、見送る。
チラッと見た感じリカルドが入っていた。
結構な人数が飛び出したせいで集団のペースはそこまで落ちない。
5周目に入る。
アタックに反応して前に出る。
そしてそのまま先頭に入る。
後ろに下がると、この後の周回での伸び+登りでのペースアップで相当苦しむ。
ならば自分が先頭に出て自分のペースで登った方がまだマシ。
自分が先頭のまま周回に入り、登りに入る。
自分が頂上まで踏み切れるギリギリのペースで踏んでいく。
前方には逃げの集団が見えている。
かなり踏んでいることもあり誰も前に出てこない。
そのまま頂上目がけて踏んでいくと頂上手前で右京のジョンがアタックしていく。
誰も反応しない。
後ろを振り返ると集団が伸びて千切れて10人程度しか付いて来ていない。
反応する余裕が無いのだろう。
とか分析している自分も無理、踏み過ぎた。
ジョンは見送ってペースを落とすと、集団が団子状態になってペースが落ちる。
そこからしばらくの間ペースが落ちたまま集団が進む。
6周目に入る逃げがかなり離れている。
登りだけペースが上がる。
その後で誰も逃げに送り込んでいなかったタブリズがコントロールを始める。
集団が安定したペースで進み始める。
7周目の登り。
登り始めてすぐにプジョルがアタック、マルコス、ホセ、西薗さんが反応する。
集団には「アイツらに勝手にやらしておけ」的な雰囲気が流れる。
それでも登り頂上で追加で何人かがアタックし、それによるペースアップで集団が分かれる。
タブリズがコントロールを始めたことで油断して、後ろの方にいた自分は必至になって付いて行く。
この登りが後3回もある。
果たして生き残れるのだろうか……?
3つほどに分解した集団はアップダウン区間を経て1つにまとまる。
そこから逃げに総合で9位につけている愛三の早川さんが入っているという情報が入る。
自分は予め知っていたので驚かなかったが、それを把握していなかったチームが「あまりタイム差がついた状態でゴールすると総合順位が逆転される可能性がある」という事で追い始める。
ジワジワと差が詰まっていき9周目に入るところで1分半程の差。
9周目の途中でジャイが先頭に出てくれて差を詰めていく。
10周目に入る頃には逃げがかなり近い位置にいる。
しかしタイム差は1分半近く開いている。
見えている集団のさらに前に誰かが飛び出しているのだろう。
登り手前の周回で確認すると、早川さんは見えている集団にいる。
総合順位逆転の危険性はかなり減った。
そして登りに入る。
ここが正念場。
総合上位陣がアタックして逃げにブリッジを成功させようものなら再び差が開いていしまう。
ここは何としても食らいつかないといけない。
かなり警戒していたがアタックはかかからず。
考えてみれば、総合1位と一番近いプジョルでも40秒差が付いている。
ここからアタックしたところでホセに40秒差をつけることは難しいだろうし、そもそもこの登りであればホセを千切ることができないと判断したのだろう。
登りでペースが上がらなかったことで逃げは捕まらず。
そのままアップダウン区間を過ぎて最後にペースが上がりはしたが逃げはギリギリ捕まらなかった。


感想

総合7位という良い位置で最終日を迎えることができただけに、絶対に千切れないという覚悟で挑むことができた。
逃げには挑戦したが乗れなかったのでしょうがなかったと思う。
もう少し下りが上手ければモニエに付けていたかもしれないが、その場合は集団に潰されていただろう。
今回の熊野はチームにとって最重要レースに位置づけられるものであり、その分やる気十分で挑んだ。
結果としてチームで、区間1勝、個人総合3位、チーム総合優勝、をメイン始めとする結果を残すことができた。
チームのメインスポンサーが主催するレースで結果を残すというのは非常に難しいことでもあるが、皆で協力できたおかげだと感じた。

いつも応援して下さっている方々やチームを支えてくれている方々の前で結果を残すことができて本当に良かったと思いますし、このレース自体を支えて下さった方々にも本当に感謝しています。
シーズンはまだまだ続くのでここからのレースでも結果を残せるように日々頑張っていきたいと思います。


キツさレベル

前半に動き続けたことによるしんどさが半端なかった。
前半は遅れたいと思うほどに辛かったが、その分後半がマシだったので少し数値は抑えめ。


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| レースレポート | 07:59 | comments:1 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT

お疲れ様でした。

チーム優勝できてよかったです。
あの後、あの坂をミニベロで下りに行ったら…怖いの一言でした。

| kuss | 2017/06/05 12:16 | URL |















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