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ツール・ド・ロワール・エ・シェール 1日目

クラス:2.2クラス ステージレース
開催国:フランス
日程:4月11日
距離:153km



天候:晴れ
出場チームメイト:野中竜馬、山本元喜、椿大志、雨乞竜己、阿曽圭佑、中西健児

フランスで行われたUCI2.2クラスのステージレース。


レース前のミーティング

このレースでは各自頑張って何か収獲を得て帰るというのが目標。


レースレポート

久しぶりのヨーロッパレース。
逃げを狙って動く。
結構長めのパレード。
途中でペースが上がりかなり追い込む。
心拍が170を超える。
パレードの速度域じゃない。
もっともすぐに速度は落ちたが。
パレードが終わりアタック合戦開始。
積極的に反応して動いて行く。
常に前をキープして動く。
大丈夫、それが難しい速度域ではない。
何度もアタックに反応して動くが一向に決まらない。
長い、疲れる。
久しぶりのヨーロッパレースの雰囲気にはしゃぎ過ぎて動き過ぎている。
良くない。
今回のレースは5日間のステージレースなので4日残っている。
動き過ぎてDNFなんてことは起こらないだろうが、明日以降にも足を残しておかないといけない。
少し位置を下げて様子見をすることにする。
もし、流れ的に乗れそうなタイミングが来れば逃げに反応したい。
集団の先頭にいる誰もが逃げに乗りたい状態でレースが進む中で、様子見をしている自分に逃げに乗れそうなタイミングなどが当然やってくるわけが無く逃げが決まった。
7人逃げとメイン集団。
そこからメイン集団で走る。
最初の方は比較的前方の位置で走っていたが周りからの圧が高くて下がる。
やはりチームでまとまって動かないと位置取りが出来ないし、チームの格があったり名前が売れて無いと場所を維持するのも難しい。
現状、名も無きジャポネのチームとなっているので風当たりが強い。
集団後方でリラックスしながら走る。
リラックスしているが危険感知状態はマックス。
このレースが「落車だらけのレース」という噂を前もって聞いている。
意味のない場面で無理に割り込んだり、前の様子に細心の注意を払っていれば落車することは無い。
見ていると、無理やり前に上がろうとした選手が路肩に落ちて宙を舞ったり、ブレーキ対応が遅れた選手が前に突っ込んで跳ね上がったりしている。
過密な場所で後ろに引かなかったせいで前と接触して落車している選手もいる。
不可抗力な場合もあるが落車には理由がある。
安全に走りながらラスト40km。
雨乞のゴールスプリントの為に全員で前に上がろうとする。
集団の密度が高すぎて列車崩壊。
自分と雨乞だけになりとりあえず先頭へ。
そんな状態で前に入れるわけも無く集団内に飲まれる。
集団内にいた雨乞に合流するが位置取りミスで下がる。
ラスト15km手前で集団で落車発生。
有力チームのスプリンターも巻き込まれた模様。
落車で足止めを食らい遅れるが1周かけて集団に復帰。
ラスト10km。
集団後方で様子を見るが先頭のペースが上がっていない。
事情が分からないままゴールした。
落車の影響か、集団のペースが上がらずに逃げ切ったらしい。


感想

逃げようと初っ端にかなり積極的に動いたせいで消耗してしまうのが早かった。
調子的には悪くないし、今日のペースのアタック合戦であれば集団前方を維持できる。
後は逃げが決まるタイミングを見極めるだけ。
今日に結構動いてしまっているので明日も動くかは不明。
連続で動き続けると3日目あたりで力尽きるのは毎度の事。
注意深く動くようにしたい。


キツさレベル

初っ端の動き以外は集団後方で走っていたので全然しんどくなかった。
後半には雨乞を前に連れていくために動いた後に、落車の足止めを食らってからの復帰だったのでかなり辛い部分もあった。


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