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2023シャルジャツアー 第1ステージ

クラス:UCI2.2
開催地:UAE
日程:1月27日
距離:9.7km



天候:晴れ
出場チームメイト:31トマ・ルバ、32ドリュー・モレ、33ライアン・カバナ、34山本元喜、35新城雄大、36孫崎大樹


レースレポート

今日は9.7kmのタイムトライアル。
使用機材はTTバイク禁止のエアロヘルメット禁止でドノーマル機材でのタイムトライアルとなった。
遠方から参加するチームの多いレースではタイムトライアル機材は荷物量の増加に繋がるので、公平性のために使用禁止になることが多い。
エアロヘルメットを持ち込んでいたキナンとしては、事前に告知しておいてほしかった、という気持ちがあるが。
自分の出走はチーム内の2番手だった。
雨のかなり少ないUAEではあるが、雨季は今の時期らしい。
とは言っても、1ミリ以上の雨が降る日が年間数日、と言われているにもかかわらず、この2日間はしっかりと雨が降っている。
幸い、自分が出走する際には雨が止んでいた。
路面は若干のウェット気味ではあったが、大きな弧を描くほとんど直線と言って差し支えないコースを往復する形のタイムトライアルであるため、折り返し地点以外の路面状況はあまり関係ない。
しかし、大きな弧を描いていたコースのため最短ラインはコーナーのイン側になるのだが、中央分離帯側は基本的に雨水でしっかりと水たまりが出来ているので走れない。
水たまりの淵をギリギリ掠める最短ラインで走ることとなった。
UAEは年間の降雨の量も日数も少ないからか、雨の対策がほぼなされていないように見えた。
道路を走っていてもザッと見た感じ排水溝が無かった。
なので雨が降ったら路面に吸い込まれるか、蒸発するまで放置。
路面自体も制度が悪いのか、考えていないのか雨が流れるように意図的に角度が付けられていたりしない。
まばらに水たまりができるし、水たまりの先に排水用の出口など存在しない。
極めつけはロータリー。
ヨーロッパのロータリーは排水を意識して基本的に中央が盛り上がっているため、逆バンク形状になっている。
しかし、UAEはハイスピードで走るためなのか、しっかりとバンクが付けられており中央部が低くなっている。
当然、雨が降ると中央に集まるが、排水溝が無いので池になる。
UAEのロータリーは雨が降ると水が溜まって噴水の下部っぽくなっている。
当然排水溝が無いせいで延々と溜まりっぱなしなので、今回のような水たまりが発生した際にはポンプ車がやってきて水を吸い上げていた。
幸いコースにはロータリーが無かったので噴水を走ることは無かったが。
3秒平均とラップ全体の平均パワーを見ながら走っていたが、終盤にかけてどうしてもパワーが出なくなっていき、平均パワーを落としながらのゴールとなった。
自分の順位は54位で雄大に0.03秒負けた。
ドリューがトップと7秒差の4位、ライアンが11秒差の8位だった。


感想

初日は少し脚に重さを感じつつのタイムトライアルであったが、まずまずの結果という印象だった。
明日以降は140人で行われるロードレースなので、久々の大人数で行われるレースでの展開に失敗しないように気を付けたい。
特に中東のレースということで横風による分断には細心の注意を払って走りたい。

あと、久しぶりにグレガに会った。
UAEのクラブチームで今回のレースに出場しており、昨年は総合優勝しているので相変わらず強い。


キツさレベル

前半はオーバーペースになり過ぎないように注意して抑えつつ、終盤は全て出し切るつもりで踏み切った。
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